Thursday, January 22, 2004
引越し初日
写真はジャンカルロ。お世話になりっぱなしです・・・!
引 越し先はまずまず、という感じ。オーナーはグラツィアさん。マンマグラツィアという感じ!彼女は福祉関係の病院で働いていて、時々深夜のシフトがあって 帰ってこない。彼女の息子がサムソン。彼は30歳で、とてもいい人だと思う。だけど、ちょっとナイーブ過ぎる感じだし、身の回りのことはすべてグラツィア がやっている、というような、ある意味典型的なイタリア母子。サムソンは働いてなくて、最近バイオロジーの学校に通い始めた、という話だった。そしてオー ストリア留学生のリーザ。コンテンポラリーミュージックを専攻している。リーザをは直ぐに友達になれた。彼女にはイタリア語で話してもらって、着いていけ ないところは英語に変えてもらっている。私はなるべくイタリア語で話そうと思うけど、今のレベルでは会話が終了してしまうので英語で。リーザは3月上旬に 帰国してしまうそう。すごく残念!本当は6月まで留学しようかとも思っていたのだけれど、ピサの大学での関係する授業は終ってしまて、しかも、母国のウ イーンでの方の教育のほうがレベルが高いことが分かったらしい。でもやっぱりイタリアに来たことの意義はとても大きくて、あるのとないのでは比べ物になら ない、と言っていた。私もリーザと一緒だなあ思った。期間に囚われずに、吸収できて研究に役に立つことは前向きにどんどん挑戦したい。聖アンナでの1年間 という時間が果たして、足りないかそれともあまるほどなのか、ちゃんと見極めながら、時間とお金を無駄使いしないような留学にしようと思ってここに来たか ら・・・。いずれにせよ、彼女が直ぐに帰国してしまうのは本当に残念。リーザは今大きい部屋を借りていて、私の部屋はとても小さい。しかも通りに面してい て、朝の車道の喧騒がものすごくて6時半時以降ねむれなかった。3月1日から部屋を移してもらうことにした。一月310ユーロ。4万5千円ぐらい。一ヶ月 の奨学金を考えるとちょっと賃貸料が高いけど、しょうがない・・・。
今日は、朝、荷物を開いて、それからPontederaのジャンカル ロに会いに行った。現金だけで生活費を持ってきて、でもまだ銀行口座を空けられないで いるので、この家に引っ越してからスーツケースに入れておくのは不安だから、ジャンカルロの銀行口座にとりあえず貯金させてもらった。イタリアの銀行は、 日本みたいにいつでも預金ができるわけじゃなくて、窓口に行って(イタリア式にゆっくりと手続きが進む)預金する。研究の合間を縫って時間を作ってもらっ た。それから、リーザと3時半に待ち合わせをして、食料品買出しに行った。そこで、聖アンナの近くに、ピサの中でも安めのスーパーを教えてもらった。パス タや米を買い込んで、あー、やっと自炊ができる・・・!今日は米食だ♪と思いつつ帰宅したら、グラツィアさんが夕ご飯作ったから一緒に食べましょう!とい うことになった。豚肉の煮たものお野菜。「家族」の食事はとても美味しかった・・・。
今日はPontedera からのほんの20分しかインターネットに接続できなかったけれど、ミケレがストレスぎりぎりになってきているのが分かる。明日の金曜日が提出日。ミケレの 修士の集大成、そして博士へ続く研究成果が出来上がる。数時間しか寝ていなくて体力的にも精神的にもぎりぎりだろうけど、ずっとずっと応援しているよ!
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