Sunday, January 29, 2006

アミーチ

28日の土曜日は友達と沢山会いました!
まず、午後に、高校からの友達なほちゃん。12月に誕生した二人目のコハルちゃんに会いに行ったのと、マンション購入+引越ししたというので遊びに行ってきました。すごくステキなマンション!床暖房もついてて広さもあって!駅近だし!お兄ちゃんのハルちゃん、すごく話すようになっててびっくりです。コハルちゃんはやっぱり女の子だけあってなんかすでにちっちゃくてカワイイ~~~♪ ミケちんは抱っこさせてもらって、そのうち赤ちゃんイタ語で話しかけてました。「一度笑ってくれたんだよ~」って。笑。
ハルちゃんにもプレゼント。私が子供のとき大好きだった絵本、11匹のねこシリーズを1冊購入したら・・・ガーン。唯一持ってた11匹のねこシリーズの1冊がまさに買った絵本だった・・・いやーん。
というわけで、代わりの絵本を贈ってあげることにして、もって帰ってきた本は、甥っ子陽太郎にあげることにしよう。絶対好きだと思うし・・・!(持ってないことを祈るわ・・・)

夕方は、旧ご近所だった、ゆうことスコッ(隅田川花火)の、これまた新築購入した一軒屋の引越しパーティーでした。ゆうことスコット、二人が一緒に居るときのほわ~っとした感じ。すごく居心地がよいです。信じられないほど沢山の友達を持ってる彼ら。パーティーは大盛況!でした。

ミケちんは、パーティーそのものはとても楽しんだようですが、いろいろと考えるところもあったみたい・・・
同じような境遇の友達。国際結婚であるとか、東京で働いている外国人であることとか、ちょうど結婚した時期も似ていて。夫であることと、そろそろ子供も考えたりしているときの、なんていうか「一国一城の主」というか・・・、そういうものを家族に提供できるようになりたい、という気持ちが、それを「マンション購入」とか「一軒屋購入」ということで示しせた友達を見たときとのあせりなのか・・・な。男尊女卑な意味じゃなくて、結婚した今、自分は「大黒柱」になる責任を進んで背負ったんだ!っていう思いが強いんだろう。私が思うのと同じように。夫でも妻でも、主たる稼ぎ手はどちらでもいいんだよ、と伝えることもある。と同時に、私はミケちんの「夫」としての気負いも大切にしてあげたい、それをどうやって支えてあげれるんだろう、って思う。あせらなくていいから、一歩一歩、一緒に進んでいこうね、と思う。

Saturday, January 28, 2006

論文構想

このテーマで書けそうと思った論文の構想が、なんか雲行きがあやしくなっちゃった・・・。「きっとこうだろう」と思ってカントとアレントを読み始めたら、予想と違うところでつながってて、えーっ・・・と言う感じ。ルーマンとカントは実在論だけなんだろうか。この研究方法がだめなんだろうか。研究書をよんでたらこういう結果になった、とあるべきなのかな。でも社会思想系文献って、文献をある程度的を絞って当たらないと、研究は無理!インポッシブルなんだよなあ・・・
構想もうちょっとつめないと。やっぱりピサにいた時はすごい恵まれてた・・・!時間的に、環境的に。研究に専念できる1年間。博士論文研究、もう一度外に出て、書き上げるのも手なのかも・・・。

Sunday, January 22, 2006

鎌倉

今日は東京に雪が降りました!寒かった~・・・。でも、前住んでいた木造アパートは雪が降ったときもっと寒かったんだよね。今は、上から見下ろす雪景色。ふふふ。今日の雪は朝から夜までずっと降り続けてました。

で、 そんな雪の中、どうしても私は東京(街中)に居たくなかったので、かんたんにいけるところ=鎌倉に二人で行ってきました。雪の鎌倉もなかなか侘び寂びがあるかな ~と思って。行ったところは鎌倉の大仏と、長谷観音寺。ミケは、鎌倉大仏観光初めて。雪の中の大仏様もなかなか厳かで趣がありました。ミケちんは本当に寒 かったみたい。私は雪遊びができてすごく楽しかったけど。その後お昼ごはんに味噌ラーメンを食べて、できれば北鎌倉にあるお寺を見たかったのですが、寒さ に負けた!3時ごろには鎌倉を発ちました。でも、楽しかったです。今度は春に、桜を見に行きたいね。ミケちんがフォトグラファー気分で撮った大仏と ↑
その間に雪で遊んでるAdesso(笑) ↓

Saturday, January 21, 2006

味噌煮込み系

ミケちんは和食だいたいなんでも大丈夫なんですが、絶対ハズサナイ!のが、「味噌煮込み」系。基本的に白ご飯のときは味噌汁があると幸せです。特に、赤味噌。

味噌煮込み系で初めて食べたのは、名古屋に仕事で行ったときに食べた山本屋総本家の「味噌煮込みうどん」。最初は私が一人で「味噌煮込みうどんが有名なんだって!」と騒いでいたのが・・・、
ミケちん、一口食べた後。 「Wooow! このスパゲットーネ、すっごいブゥォノ~!!」  

・・・スパゲットーネとは「太いスパゲッティー」。山本屋総本家の極太うどん=太いスパゲッティー。 これがもちもちの固めアルデンテで、赤味噌煮込み! ミケちん、「なんで大盛り注文しなかったんだろ~~~」と後悔しきりでした。その後再び名古屋に出張がありました。出張が決まったときから「あの味噌煮込みうどん食べようね!ね!ね!」

さて、この山本屋総本家の味噌煮込みうどん。先日、ナゴヤンまきこが、帰省のおみやげに買ってきてくれました♪ 本当に美味しかった・・・。アリガトー!今はネットでも取寄せもできるんですって。さっそく10食分注文する予定♪

次の味噌煮込み系はラーメン。
大岡山駅近くにあるたんやの坦々麺。ここの坦々麺。すごくクリーミーでかつ肉味噌がたっぷり。私は胃に重たくて味見ぐらいしかできないのですが、ミケちん、ペロっとスープも全て飲み干します。あと、学芸大学駅前の福徳の、肉味噌ラーメン。ここもすんごく美味しいけどボリュームが特大。味噌と豚骨スープとチャーシュー。うわ~・・・。ちょっとでも隙あらば週に3回4回は「福徳ラーメン食べに行こ!」って言うミケ。エ~(・◇・;)マタ~? 最後は、お兄ちゃんに連れて行ってもらった、鹿児島のすごいラーメン。赤味噌の黒ラーメンなんです。スープが黒色でどろどろ・・・!でも美味しかった!三平ラーメン、東京でも食べれるといいのにね。

こんな味噌煮込み、外でばっかり食べてるのが悔しくて、最近家でも味噌ラーメンを作り始めたのだけど、やっぱりプロには負ける・・・。悔しぃ~!! イタリアンだったらそこらのレストランよりは美味しく作れるメニューがあります(( ̄^ ̄)キッパリ)。けど、山本屋の味噌煮込みうどんは絶対無理だし、ラーメンは奥が深い・・・。昔日本在住してたイタリア人に「一番懐かしい和食は何?」って聞くと答えに割と「ラーメン」が多いのって、うーん、納得だわ・・・。

ちなみに、Adessoが北京に住んでたころ、「ラーメン」は日本料理屋にしかありませんでした。ラーメンって中国語の「拉麺」に語源があると思うけど、「拉」は引っ張るという意味で。「引っ張って伸ばした麺」の「拉麺」は確かに道端でよく食べました。でも「ラーメン」じゃなかった!! ラーメンは、アイデアは中華でも和食です。純日本製。もう10年前だけど、北京の日本料理屋でラーメンは、「老麺」ってメニューに書いてました。懐かしい~・・・。また中国帰りたいな~。

Monday, January 16, 2006

徒然日記

ヾ( 〃∇〃)ツ カメラ目線のうーがだよ☆  
順調に育ってます・・・♪ この前体重測定したら63g!13g増えてました~。しばらくウガと遊んでいないと寂しくなります。触り過ぎないようにしてますが、温浴させた時など、私の手のひらではリラックスして体を伸ばしきるようになりました。 ヾ(〃^∇^)ノかわいい♪ 

さてそろそろ次回の論文のレイアウトをはじめなくちゃ・・・。テーマはすでに決めて文献も読んだのですが、ここから「ヤルキ」を「実行」に移すまでが一番大変・・・。ハイボットも決算月が近づいてきて、年末調整がやっと終わったのに・・・。3-4月のこと考えたくない~・・・。

さて、お風呂に入って寝ます。その前にミケちん語録2つ。

昨夜2時半。ベッドに入って、ライトを消して、「おやすみ~」。・・・5分後。


ミケ 「ねぇ、Adessoはねぇ、僕のデシですか?」
Ade ・・・デシ?って弟子?
       「・・・じゃないと思いますけど・・・。妻と思ってました・・・」
ミケ 「今日ねー、教会でその言葉勉強しましたー」

もう寝よーよ。


今日の夕ご飯。ミケちん大好物のマッシュドポテト作りまして、ミケちんはナイフについたポテトもナイフごと口に入れてきれいに・・・・

ミケ 「ゥ、ウエッ」
Ade 「ど、どうしたの?!」
ミケ 「今ね、ナイフの先がね、のどにあるチロンチロンしたやつに触って・・・!」


のどちんこ・・・。

Friday, January 13, 2006

『OPEN HEARTS』

先日、私のブログにリンクもしている上海在住のRUISUIが帰国して幹事となってくれて、大学の友達と久しぶりに会いました。イタリア留学前に会った友達ばかりで、実に2-3年ぶり…!友人Kは知らない間にお母さんになってたし、友人Sの子どもは6歳になってた!時間が経つのって本当にあっという間だなあ…。大学卒業して9年目。大学やそれぞれのアパートで子犬みたいに笑い転げてたのに、今はみんなそれぞれ違う「色」を持ってる。それがまぶしいような、歯がゆいような…。でも、語り始めるとあっというまに大学時代にもどったように語り始める私達。「まさかAdesoが結婚とはねー」と私が結婚したことに驚かれたけど。ってなんでやねん。

さて、ミケちんが出張中の一夜、デンマーク映画『OPEN HEARTS』(邦題:しあわせな孤独)をTVで見た。ドキュメンタリーのように作られた映画だった。人の強さと弱さは表裏一体、両方を人間は持ち合わせている、ということを、淡々と、全くドラマ性を感じさせずに表現してた。至極簡易化すると、3人の子どもがいる家庭の父親が、23歳の女性と恋に落ち家庭を捨ててるけれども、この若い女性は結局この男性とも別れる、というような話。ただし、不倫・家庭の崩壊という場合に日本語が持つようなどろどろしたネガティブな価値を持たず、映画の主人公達はある意味淡白にその現実を受け入れていく。北欧の日本の社会文化における「家庭」のあり方の概念はものすごく異なることの1つだと思う。でも、心の傷や痛さは、ドラマッチクな表現の映画よりもかえってより切実に胸に迫るものがあって、本当にキリキリと胸が痛んだ。怖かった。


…なんで怖いんだろう?

映画の終わりごろ、元の家庭を捨て、新しい恋人にも去られた男性が、去っていく若い彼女に言う、「僕達はこうなる運命だったんだ。僕は後悔してない。」
人間の出会いって、制御不可能。「これは絶対に安定」と思うものが、出会いによって崩れることがある。例えば映画の彼のように、家庭にももはや帰れず、愛してると選択した若い彼女には去られた場合、なんて言えるだろう?「僕達はこうなる運命だったんだ。僕は後悔してない。」と言うのは、彼女に向かって言ったセリフではなくて自分に言ったんだろう。私も含め、人はそういうものだとも思う。「自分がこういう状態にあるのは、不可避だった。自分では制御不可能な“運命”だったんだから。だから後悔してない(してはだめだ)。」でも…そうだろうか?

私の信念とは合わない。そう言いたくなる(自分を元気付けたり、前向きに考えようとするために)と思うけど、やっぱり、運命ではない選択肢はあったと思う。そしてAかBかという選択をした理由は、自分の手の届かないところにある「運命」ではなくて「自分」だと思う。それは、他人にもそう思う。だから怖いと思う。その時の選択は、その時正しいとかこれしかないと信じたものであって、後で後悔するかもしれないけど、結果を受け入れるしかない、という風に考えると思う。ううん、そう考える。

私の今の幸せは、不幸せの表(又は裏)にあるものだと思う。それを改めて感じさせる映画だから怖くなった。今ある幸せは、結果じゃない。ずっと"On-going"な “過程”であって、完成することなんてあり得ない。「裏切り」なんてない、と思うことが怖いと思う。人との出会いはコントロールできなくて、ということは、ミケが制御不可能と思うほどに私を裏切ることがあるかもしれないし、私がミケを裏切ることがあるかもしれない。その「かもしれない」があると知るから「それはしない」というプロセスを確かめ合うんだと思う。いろいろな可能性(選択肢)を意図的にまたは無意識的に選択し続けて、同じ大学課程から卒業したた友達皆がものすごくかけ離れた空間にいる。そう思うと、可能性の空間は果てしないと気づく。そのなかでプロセスを踏み続ける「人」を、もろいと私は思う。私も、ミケも。そして、だからすごく愛しいと私は思う。

Thursday, January 12, 2006

長崎+鹿児島

2泊3日の長崎+鹿児島旅行に行ってきました!
私は2度目の長崎だけど、子供のころであまり覚えてませんでした。原爆資料館はもちろんのこととして今回特に心に残ったのは、山王神社のクスノキと、日本二十六聖人記念館

クスノキは、長崎原爆で被爆したにもかかわらず、再び大樹へと息を吹き返したのです。クスノキをハグして話かけてる私をみて、ミケちんが「また樹と話ししてる~」。というのも、私はときどき特定の木からなんかオーラみたいのを感じることがあって、・・・っていうとなんか変人みたいなんだけど、言葉で説明できないような「なんかこの木好き!」というような、通り過ぎることが不可能なくらい魅かれる樹に会うと、話したりハグしたりします。・・・っていうのをミケちんに初めて説明したとき(まだ付き合う前だった)、本当に樹に向かってその日にあったこととかペラペラしゃべり続けてる人かと思われた。笑。そんなんじゃないんだよねー。まあいいや。

山王神社のクスノキもまさにそんな樹。でも、あの2つの大樹からあのパワーを感じたのは私だけじゃないと思う・・・。やっぱり、樹にも記憶ってあると思うから。あのクスノキが見てきたものは、きっとすごく深いところに刻み込まれてると思うし・・・。

日本二十六聖人記念館は、鎖国時代のカソリック信者達が殉教後聖人となったのを記念した博物館でした。日本二十六聖人は、豊臣秀吉の命により磔に処されたカトリック信者二十六人。うち4名はポルトガル人の神父で、布教のため日本にやってきた者。カソリック教布教を認め、日本に敷地を与え、教会設立も認め、その3年後突然、同じ人(豊臣秀吉)が突然キリスト教布教は禁止とし、磔に処されたとのことでした。捕らえられた堺の街から処刑された長崎まで歩かされたというから驚きでした。政教分離は現代でも難しい問題・・・。社会が秩序を持って機能するように統治するために決められる諸制度と、個人個人が人生観や善悪の基準として信じる宗教の教えが、反目するものとなってしまうことが昔も今も起きる。社会秩序と社会平和と、個人の幸せと。やっぱりこれは、気づくとあるものじゃなくて「獲得」するものなのかもしれない・・・。

さて。前日4時間しか寝てなかったことと極寒のなか歩き回っていたことで、かなり体力消耗。4時ごろ一度休憩しにホテルに帰りました。休眠をとってから、夜はめがね橋(写真上)を見てきました。とそのときふと思い出したのが、そういえば私の両親も、新婚旅行が確か九州だったんだよね?! 私たちは新婚旅行のつもりはないにせよ、結婚式後旅行で同じ街々を歩いている偶然・・・。おもしろーい!夕ご飯のあとは、ハリーポッターの新作を映画館で見て帰ってきました。 翌日は、グラバー園や孔子廟を見て周り、夕方には長崎から九州新幹線で鹿児島まで4時間のたび。九州の新幹線、すごかったですよ~~!! 綺麗で、席が広いし、豪華で!ミケちんも感動してました。

鹿児島は、観光ではなくて私のお兄ちゃん一家に会いに行きました。兄14歳、妹10歳の甥姪が一人づつですが、この二人、プリペイドの携帯電話を買ってもらったばっかりで、「携帯メールを送る」ということがしたくてしょうがない。兄のほうは妹がおくってくるメールより友達とのメールのほうが楽しい年頃。妹はでも相手がいない。というわけで、二人の間で同じ部屋の中にいるのにメールを送りあいっこしてました(笑)。お兄ちゃんがほんわかとしたいい家族をお義姉さんと築いているのをみると嬉しくなります。

ところで、今回お兄ちゃんと会った時、ひとつ確かめたいと思ってたことがありました。というのも、お正月に帰省したとき両親から聞いたエピソード。・・・私たちが小学生のころ、お兄ちゃんが隠れてまんじゅうを1つ盗み食いし、それがバレちゃった後、両親が「どっちが食べたの?」って聞いても私も彼も「食べました」と認めなかったので、両親が「真実を作文にして提出しなさい」といい、結局それはお兄ちゃんが犯人だったということがあったらしいのです。が、ぜんぜん私の記憶にない!「きっと犯人だったおにいちゃんは覚えてるわよ~」と母は言うのです。んで、鹿児島の居酒屋で焼酎のみながら・・・


Ade「ね、お兄ちゃん、小学校のころさ、お兄ちゃんおまんじゅう隠れて食べてさ・・・、」
兄 「ああ、作文書されたやつ?」

!!!!!やっぱり!覚えてた!!!!っていうか、内容説明する手間も要りませんでした!いや~子供の記憶って、自分がかかわってると強烈に覚えてるもんなんですよね。お兄ちゃんとは本当によくケンカしました・・・。あーなつかしい(笑)。「北の国から」とか「寅さん」とかを見てもよく思うけど、やっぱりお兄ちゃんはお兄ちゃんで、いてくれてよかったなあとじーんと思うのです。きっとミケちんもマッシモに対して、そんな思いがあるのかなあ・・・。弟→兄と、妹→兄では微妙に違うかもともおもいつつ、やっぱり二人を見てると、マッシモは「兄」なんですよねー。鹿児島では、ぼんたんが妹の子供達にウケるかも!と静岡に送り、あとは結局噴煙を上げる桜島(頂上右側が噴煙です)を写真に収めた程度で観光は終わり。桜島から受ける雰囲気は「男」でした。

この旅行が終わって本格的にまたもとの仕事生活に戻ります。ミケちんは鹿児島から戻って翌々日、北海道へ出張に行っちゃいました。私もまた、夜の法律事務所も始まるし・・・。さて2006年。いい年になりますように!

Tuesday, January 10, 2006

お正月

前回の続きです。

さて、大晦日。もう帰省はあきらめて、まる一日どう過ごそうか??・・・と思ったのですが、時差ぼけのせいで起床は午後12時半。遠くにはいけないし、 じゃあショッピングにでも行こうか、ということになりました。お目当ては、ミケちん→私へのクリスマスプレゼント!狙ってたものを買ってもらいました。あ りがとー♪

さて、あとはCDでも買って・・・、としているさなかミケの携帯がプルルルル。成田空港の税関 !! から。実は、ミケちんパパお手製の激ウマ・ソーセージペーストが「発見」されましたのですが、「これは持ち込み禁止なので破棄します」・・・。仮申告する 際に、「やばーいバレるかもー・・・」と心配してたのが的中!しおらしく、「はいわかりました・・・」と返事したのですが。「友達招待して、マントバリ ゾット作ってあげるんだ!」とすごく張り切ってたミケちん、後でいつまでもいつまでも「(;>ω<)/ くやしぃ~」と言い続けてました。

さて年越しは友達のマイクと過ごすことになりました。マイクから「日本の"バカTV"でも見ながらゆっくりすごそう」とメール(文字通り)が来て(笑)、 じゃご馳走買おう! そう気づいた時はすでに19時。大晦日で東急デパ地下も閉店していて、「えっ!年明けのモチもない、ワインもない、肉もなんにもない よ~~!」というパニック状態。イタリアから帰国したばかりで、家には本当に食べるものがなかったのです。かろうじて見つけた酒屋で1本残ってたシャンパ ンは、2秒差で、前に居た外国の人に取られ、チーズは日本産プロセスチーズしか見つけられず、とんだ行く年2005年でした。ともかく、目に付いたもの手 当たり次第買って、帰宅。かろうじてシャンパンも1本見つけ、シンプルだけどパスタやサラダとか、なんとか格好はつきました。あーよかった・・・。 2006年は、マイクの「S●●t!, it's stuck!」が第1声(笑)。シャンパンをきっちり0時00分に開けれなかったのです・・・。その後、イタリアの家族・親戚にお祝いの電話をかけまく り、ゆっくりと家ですごした大晦日でした。

元旦は午前中に、ソーセージを抜き取られたスーツケースが届き、その後帰省。妹の子どもたちと遊ぶぞ~~っとウキウキしながら帰ってきたら、なんとインフ ルエンザでやられて、外に出れないとのこと・・・。(´・ω・`)ショボーン・・・。でも、その代わり、両親とトランプゲームに燃えたお正月となりまし た。

さて、こうしてお正月は過ぎて東京に戻ってきたのですが、すぐに長崎・鹿児島旅行に出かけました。それも、マイレージが溜まったので、二人分往復チケットをGETできたからです。2泊3日の九州旅行、楽しかったです!次回に続く・・・!

Monday, January 09, 2006

あけましておめでとうございます

新春
今年もよろしくお願いします!

久々のブログです・・・。クリスマス@イタリアから帰国後もいろいろイベントがありました。順々にアップします。

さて、クリスマスはミケちんの実家で過ごしました。今回のフライトは、コペンハーゲン乗継ぎ便。
そこで行きの乗継ぎではコペンハーゲン観光をしよう!ということにし、1泊観光してきました。北欧のクリスマス。イタリアのクリスマスとは雰囲気がちょっとちがって、思ったよりも寒くなくて、素敵でした。

コペンハーゲンはクリスマス休暇に入っていて、チボリ公園はとっても綺麗なクリスマスイルミネーションが!サンタさんの助手であるニッセ(上の写真:森の小人達)の人形を見ながら、グリュッグ(温かいワイン)とエーブルスキーバ(丸いケーキ)を食べて、Danishクリスマスを盛り上げます。

翌日はちゃんと王宮の衛兵の交代式も見て、かの人魚の像を見て、アンデルセンも住んでいたというニューハウン地区(下の写真)でランチ。私がものすごく楽しみにしていたデンマーク料理レストランは、ランチはニシンビュッフェのみ。マリネソースが10種類変わっただけ、というニシンニシンニシンを食べつくしました。本当に美味しかったのが、燻製ニシン!お肉みたいでした。日照時間は10時~16時ぐらいまで。17時半ごろには、皆レストランに繰り出していて、夕食が比較的遅めなイタリア文化と比べて、とても興味深かったです。
 ただし、美味しいイタリアンエスプレッソカッフェを出してくれるカフェがなかったのが苦しかった・・・。ついにLavazzaの看板を見つけて、「やった~~!!」と入ったのに、「Espresso Caffeできます!」って言ったのに、出てきた Expresso Caffe は、東京で時々出てきちゃうような「茶色くにごったお湯」(ごめんなさい~)でした・・・。


さて、翌日でミケの実家での最初の仕事(笑)は、ビルの散歩!ビル、もう結構おじいちゃんなので、耳が聞こえなくなりつつあります。でも、お散歩用のリードを見たとたん大興奮!私たちがイタリア帰国したときしかお散歩に行けないので(ビルの散歩はミケちんの仕事なので笑)、9月以来。とりあえずビルが「ここは俺の縄張り」といまだに信じている区域を一回りして帰ってきました。 それから、クリスマスツリー作り!今年の木は高くて、天井に着いちゃいそうでした。クリスマスイブのディナーは、ミケちん家族+いとこのクラウディオ一家という、毎年恒例のメンバーで、魚料理を満喫しました。でも食べるのに夢中で、写真撮り忘れました・・・。

今回の滞在はたったの1週間。短かった・・・。あっという間でした。なので、今回はひたすら姪っ子(GiuliaとSara)と遊び続けてました。やっぱりたまにしか会えないから、できるだけ「一緒に居る時間」を大切にするのは、イタリアの(それともミケちん家族のかな)Socializationの鍵です。ミケちんの親戚全ての家々に、電話する、訪問する、手紙を書く、というのはある意味義務的でもあって、「イタリアに帰ってきたけど訪問する時間がなかった」なんて、言い訳にはならないのです。どうしても時間がなくてそんなことになっちゃったりしたら大変。日本から、行くことができなかった家にお詫びのお電話と、後で心こめたプレゼントを贈ります。なんていうか、「共有する空間+時間」がすごく大切なんですね。家族だから、いいや、なんていう風にはならないところは、私はすごく気に入ってます。(ミケちんは親戚筋のなかでも結構人気者なので、スケジューリングが大変なんですが。笑)

今回は、あまりにも短期だったので1日も切らさずに、GiuliaとSaraと遊んでました。ほんの3ヶ月あわなかっただけなのに、顔つきが変わってたGiulia。Saraも語彙がどんどん増えて、可愛さが増してます。来年はいつ帰れるかな・・・。

さて、明日はまた東京へ出発、という日になって天気がどんどん崩れてきて、出発前夜はミラノ大雪!高速道路も閉鎖されるところがでたりなどして、急遽予定変更、鉄道+バス乗り継ぎでマルペンサまで行くことになりました。マルペンサ空港には無事つけたのですが、なんと、出発予定時刻11時だったコペンハーゲン行が雪のため3時間遅れ。空港内レストランで、無料のランチサービスをもらうことになりました。そこで見た、イタリア人気質・・・。無料であれば獲得できるありとあらゆるものを誰よりも先に獲得する!したい!しなければ!というガメツイというかど根性というか・・・。このサービスでなにを食べれるのかをまず聞き、絶対そんな量食べれないだろ!っていう量のコースセットをがっちりもらっていく・・・。もちろん列なんて作らない。カウンターに我先にチケットをかざし、後に山集りにいる人々なんて気にもせず「プリモメニューには何があるの?」という質問から延々とドルチェまで聞き、取れるものを全てとっていく。そんななか、私Adesso、頑張りましたよ~。こんなmess(混乱)だとアジア人は無視されるのよ~、本当に。もう目をうるうるするふりとか、できる限りの努力をして、背丈が周りに負けてるなか必死にチケット振りかざし続けました。で後からくるイタリア人に5人ほどは横入りされたあと、やっとサービスのオネエチャンに「dai, era sempre qua questa piccola asiatica (なんていうか、可哀相に思われたか、ったく・・・、と言う感じだったのか微妙だった)」と独り言(のつもりだっただろうがばっちり聞こえたよ!)のあと、(ここでイタリア語をおたおた言ってたらまた「ハイ、次の人!」って無視される!と必死に「サラダと、マチェドニアと、お水1本!」と、一気に言い切り、ランチゲットしました。は~。本当凄かった。

で、コペンハーゲン空港についてすぐに聞こえたのが私たちの乗継東京行き便がもうすぐ出ちゃうという空港アナウンス!! (゚◇゚;) ゲゲッ!! ミケちんと走り走り、飛行機に滑り込んだのですが、そこからぜんぜん飛行機が飛ばない・・・。雪の為滑走路が1つしか空いていないらしくて、しかも、吹雪のために機体に張り付いてしまっう氷を、テイクオフの前に機体にお湯をかけて取る作業もしなくてはならないとか・・・。結局、合計4時間半程の遅れで出発しました。

11時間後の成田空港は晴天!うわ~やっと帰国!と、手荷物受取場にいったら・・・、なんと、スーツケースが4つしか出てこない!絶対200人以上は乗ってたと思う飛行機に、詰め込めた荷物は雪のため4つだけだったらしいのです!ヽ(;゚〇゚)ノハゥ! 結局、私たちのスーツケースは翌日日本到着+税関、翌々日宅急便です、と言われ、・・・えっそれって元旦だよね?と。私の実家で両親と年越し、という予定は崩れ、東京で宅配待ちの年越しになりました・・・。

さて、この話の続きはまた明日です!