Friday, September 30, 2005

結婚式・・・

自分のブログをUPDATEするのがすごく遅れました。
9月18日、結婚式を挙げました。いろいろあったけど、みんなに祝福してもらえて本当にありがとう、素敵な家庭を築けるようにがんばるので、これからもよろしくお願いします、っていうことが一番伝えたかったことでした。

イタリア到着したのが1週間前だったのですが、とにかく信じられないぐらい忙しかった・・・!
家族全員が到着したのが2日前。ミケ一家と私の家族の「初のご対面」が前日。
海外とかイタリアの遠い街から来てくれた友達とも時間を過ごしたくて、「友達ディナー」を前夜に開催。
マントバミラノあたりをくるんくるん回ってました。

18日当日は、ゆっくり熟睡(笑)した後、朝7時起床。
その一週間はず~っと晴天だったのに、この日だけ雨!天候が荒れるのは全く気にしてなかったのですが(もちろん晴れの方が良かったことにはかわらないけど)、振袖を着ることになってたので、足袋が濡れる~~っということだけ気になりました。

7 時45分開始予定のヘア担当のシルビアさんが来る前にシャワーを浴びて、準備万端だったけど、彼女の「30分あればできるわよ」が実は1時間かかって、こ こで 30分押され、メイクさんは時間通り「30分間」で終わり、で、私が着物来ちゃう前にトイレ・・・、なんてやっていたら、本当は着付け開始が9時の予定が 9時半過ぎに開始!うっわ~~。

絶 対に1時間は着付けにかかる、と見込んでいたのです。というのも、今回の振袖の着付け、まったく着付けド素人の母と妹が、付け焼刃の手習いをしてきてくれ たのです。本当に本当にありがとう・・・、でした。妹の義母が着付けの仕事をしていることから、今回は、振袖選びから、帯の締め方の練習、着付けの練習、 すべてマンツーマンで教えてくれて、妹は帯締めが正味15分で出来るまでに習得してきてくれたのでした。心から感謝です。ありがとう!

で も、この着付けの時間・・・、文字通り「戦場」でした。笑。お母さんは完全にあせっちゃってて、「大丈夫よ~イタリアは時間に遅れるのが当たり前なんだか らね~、あはは~」とわざとのんびり口調で話しかけ、いつもは時間に超超超うるさい父もグッこらえて一言も「時間がないぞ!」なんて言いませんでした。エ ライ!笑

着付けがやっと終わり、教 会に早く行ったほうがいいと思ってる私たちを横に、そこから写真家ガブリエーレの登場で、初めて見る本物の振袖日本人に大興奮で、「教会~~」とあせる私 の横で「なお!次は窓から外を眺める振りをして!」「なお!あ~雨か~って顔をして!」「なお!次は両親とあの花の前に立って写真だよ!」・・・。  

結局教会到着は30分以上遅れてたんじゃないかと・・・。雨の中招待客の皆さんおよびミケちんをずっと待たせちゃいました。ごめんなさい・・・!

お 式の内容は、神父さんと何度も何度もメールや話し合いをして決めたものでした。日本語でいいたい箇所や、内容、ミサブックの挿絵・・・。本当にDon  Pino(神父さん)に感謝です。私個人的に後悔したのが、前日には私の家族に、カソリックミサについてちょっとでも教えてあげておきたかったのが、あま りにも忙しくてできなかったこと・・・。入場順序も、前日の夜11時にミケから電話があって決まったことだったりして、ちゃんと家族のみんなに伝達してあ げることができなくて、それが本当に申し訳なかった。きっと戸惑うことばかりだったんだろうなあ。結婚式の後、ごめんね、という気持ちが沢山ありまし た。

式 のあと、教会のドアで、ライス+マケローネシャワーを浴びました。上の写真(上下写真、まみちんありがと!)がその瞬間ですが、きっぱり言わせてもらうと、「痛かっ たですっ!」マカロニ の巨大版マケローニを真剣に投げ続けるミケの悪友・・・。教会ドアの前のハートは、ミケの大学の悪友が、彼らの友達の結婚式に必ず持っていく年季の入った ハートマークです。あのハートはすでに何回のライスシャワーを経験したことやら・・・ライスシャワー、着物の中や髪の中に入り込んでいて、ミケなんか夜パンツのなかに1粒発見しました。

教会の後は、お客様たちはレストランへ、私たちは 再登場のガブリエーレとマントバにあるテ宮殿とドゥカーレ宮殿に写真を撮りに行きました。で、再びそこ で大興奮。レストランでみんなと一緒にいる時間の方が、写真よりも大事~と騒ぐな私と、沢山写真を撮ってくれたガブリエーレとの間でミケちんは調整役を・・・。笑。私も、ガブリエーレの気持ちも分かるのであまり強くも言 えず、でも終わりごろはミケに「私はもういい!レストランに帰る!みんなといたい!」とごねて・・・。笑。結局ガブリエーレの「おっしゃ450枚(う げっ)撮ったよ!」という一言で終わりにして、レストランに帰ってきました。

 その後はお色直しで、ウェディングドレスに着替えました。着物、もう着崩れちゃってて、柔道着になる寸前でした。ウェディングドレスのお色直しは、「両方着たい」って私が思っていたからというのではなくて次のような背景がありました。
実 はあれ、ミケのお母さんが来たドレスをリフォームしてます。ミケはお兄さんと二人兄弟で、女の子がいなくて、ミケのお母さんは、ドレスを私に着て欲し い、と言ってくれたのです。私の方にとっても、お母さんのお気持ちがすごく嬉しくて、二つ返事でお受けしたのでした。リフォームは全て、昔からお針子さん の仕事をしていたミケのおばさんが作ってくれて、そのドレスを作り直す過程は、私とミケの口の挟む余地なしでした。笑。私の希望は、Vネックにしてほし い、という首周りの形だけで、あとはミケのお母さんとおばさんのアイデアで作ってくれたドレス。
とっても素敵な、世界に1つだけのドレスを着せてもらえて、本当に果報者だと思います。
「なおはやせてるんだから、上はレースだけにして、白ブラをして、あとは体の線がそのまま見えるほうがいいわよ!」という案は、日本じゃ絶対ありえなかったドレスと思います・・・笑。ドレスに着替えをした際、妹が一言「お姉ちゃん、ブラ見えてるよ・・・」。笑。



実 は、レストランでは、もっとみんなに話したかったし、ああすればよかった、こうするべきだった、という後悔がいくつかあります。シングルの女の子にブー ケ投げるの忘れちゃったし(それためのブーケ用意してあったのに!)、私からもちゃんと皆に挨拶したかったし、ミケのお兄さん一家全員と着物で写真撮りた かったし、時々英語の通訳するの忘れちゃったし、私達が準備した小さいビデオを見せてあげることができなかったし・・・、なによりも、私の両親が挨拶をす る用意をしてくれていたのに、その時間をとってあげることができなかった。この件で翌日、実は泣いちゃいました。でも、パーフェクトに終わらなくってもい いんだ、って思えます。できなかったことは後から少 しずつ返していけばいいんだなあ、と。

そ んなこんなで、全てが終って、海外組みの友達もホテルに送り届けてレストランを後にしたのが夜8時。その後、再びゆっくり、ミケの実家でミケ一家と私の家族 だけで団欒して、それが終わったの夜11時。その後、翌日から私の家族をフィレンツェに連れて行って上げることになっていたので、その荷物作りや後片付 け。いわゆる「結婚初夜」は、家族が泊まっていたアグリツーリズモに私達用の部屋を用意してもらってたのですが、そこにたどり着いたのが深夜2時半。

実は このアグリツーリズモ、ミケの幼馴染の友達がオーナーだったのです。なので、私達用のWベッド、風船が山のように積み上げられていて、もうそれをのけ てベッドに入る気力・体力もなく、同じ部屋にあった、子供用シングルベッドにちんまりと二人で寝ました。笑。新婚初夜って言葉は何も意味をもたず・・・、 疲れで即効熟睡。笑。


結婚式が終わって、帰国して、しみじみ思うこと。
みんなに、「皆来てくれて、祝福してくれて、本当にありがとう、それと、これからも本当によろしくお願いします」って言いたい。そして、それはきっと当日伝わったかな、なんて厚かましく思ってます。

Thursday, September 08, 2005

明後日出国・・・

ええっ?!本当に?!って感じです。現実味うすっ。仕事嫌いじゃないけど、今の生活はちょっと忙しすぎ・・・。10月、結婚式が終わったらちょっとは一息 つけるといいんだけど・・・。一番残念で悔しいのは、9月末締め切りのジャーナル投稿に、今書いてる論文が間に合わないこと。うううう・・・

Thursday, September 01, 2005

いびき??

ミケちんいわく、昨晩はいびきかいてたんだって~~~ しかもそれを携帯電話に録音してんの・・・「かわい~」って・・・アタシはイヤーッ\(≧_≦ )/ 着メロで使われたりなんかしたらホントにやだっ