Wednesday, April 29, 2009

Mother Farm

とてもいい天気の休日になった29日、千葉のマザー牧場へ行ってきた。せっかくの行楽行事、大きな牧場をノエミのペースでも十分に満喫できるよう、前日の夜に出発。ノエミの保育園のあと、ご飯とお風呂をすませてから車でGO!ホテルには夜の11時に到着。部屋はドア続きの2部屋を借りたので、ノエミと私が1つのベッドを占拠、ドライバーのミケちんには1人で広々と寝てもらう。ノエミはホテル到着時にちょっと目が覚めたものの、私が添い寝したらそのまますーっと朝まで熟睡。やっぱり夜に出発してよかった。朝はいつもどおり6時半起床。みんなでホテルの朝食をいただいたのだけど、ノエミも、ホテルにあるもので問題無し。楽になったわ~。

ホテルから牧場までは車で30分。到着してからは広い芝生の広場で、ボール遊び。そのあとアヒルの大行進の見学やら、乗馬体験、牛の乳しぼり体験と、ノエミも参加できるものばかり。足元をクワクワッと通り過ぎていくアヒルの大行進にノエミはキャーッ(^0^)/と大興奮!乗馬してるときも、馬の背で「パッカパッカ」と歌いながら体をゆらゆら♪牛の乳しぼりも好奇心満々で挑戦。牛の乳首を握るんだな、ってことはわかったみたいなんだけど、手が小さすぎて、乳首を小さい指ととがった爪でギューッとつまんだものだから、牛が「イテーッ」となってミルク缶を後ろ足で蹴っ飛ばした(笑)思い返しても、ノエミが怖がった動物は大人の羊のみ。子羊も、馬達にも顔をナデナデしてたし。子牛には葉っぱをドウゾって口に持っていったらモグモグ食べてくれて、大喜び。ノエミは、動物が本当に大好きなんだよね。小さい頃動物園みたいに沢山の動物を飼っていたミケちんの血を受け継いだんだな。

マザー牧場、広大な緑の芝生に自然がいっぱいで、大人も十分にのんびりできるところで、これはいいところ発見。ノエミがもっと大きくなってから是非また行きたい。

Monday, April 27, 2009

ネンネ、ネンネ

日曜日の午後はミケちんの友達がトロンボーン奏者として出演するブラスバンドのコンサートへ。午後1時半開場なので、私もすでにキチンとしたドレスを着て、ノエミのお昼ごはんの後すぐに出発できるようにスタンバイ。さて、と11時にお昼ごはんを食べさせ始めたら、好物のパンなのに食い付きが悪いノエミ。カボチャクリームをジャムのようにつけてあげて誘ってみるも、そのうち目をこすりはじめて・・・。アヤヤヤ。もう眠くってたまらなくなっちゃったノエミ。「ネンネ、ネンネ」と言いながら、顔も手もカボチャクリームでベチャベチャのまま、ハイチェアからテーブルの上に乗り上げ、ハイハイで私めがけて身を乗り出してきた。。「マンマ、マンマ、マンマ、もう私眠たいのよ、マンマ」っていう思いが可愛くて、つい笑っちゃうった。あーあ、ドレスが・・・。もう「ちょっと待って!」なんていう余裕なし。私の肩に顔(とクリーム)をこすりつけながら、ノエミはあっという間に熟睡。

コンサート中は、ノエミは基本的にロビーでお留守番。なので、第1幕と第2幕を、ミケちんと交替で鑑賞。アマチュアバンドだけど、とても本格的!ロビーのノエミは、係りのお姉さん達にチヤホヤされてゴキゲン。ロビーにも流れてくる演奏中の曲が終わるたびに拍手をして、「んっ(もう一回)!」と指をあげてリクエスト。ときどき会場に入れさせてもらって、ステージの生演奏も楽しんできた。アイリッシュダンスも入ってアップテンポなリズムの曲に体を合わせて踊るノエミ。また生コンサートに行きたいね!

Sunday, April 26, 2009

Il mio compleanno

24日は私の誕生日。でももう毎日が忙しくて忘れちゃいそう。今年は誕生日だからといって何をしたいわけでもなく、会社の健康診断を予約でいれておいた。体験したのは、人生初のバリウムの胃検査。検査そのものは大したことなかったんだけど、あとのバリウム処理が最悪だった!下剤が効いてきた夕方からは腹痛と体力消耗で動けず…。園へのノエミのお迎えもミケちんに急遽交代。それでも、ノエミも一緒に家族でお祝い、っていうのをしたくて、特急でノエミも食べられるバースデーケーキをつくる。保育園から帰ってきたノエミはすごーーーーくゴキゲン♪キッチンにマンマがいる!ってわかるやいなや、何か食べさせろーっとまとわりついて離れない。里芋をつまみぐいさせながらミケとノエミの夕食とケーキを準備。

ろうそくに火をつけて、♪Tanti auguri a te~♪を歌い、ふーっと消すと「んっ(もう一回!)」とノエミからリクエスト。自分の1歳の誕生日の時とはちがって、「何かいつもと違うことが起きてる!なんだろう、何事だろう、理解したい!」って思ってるのが分かる。

イタリアの習慣に誕生日には年の数だけ耳を引っ張る、てのがあるけど、ノエミにもやってもらい、皆でケーキを食べて。来年は「ママ何歳?」とか聞かれるんだろうなあ。

今日は、メキシカンのフェリペと妻のエミさんと表参道でランチ。6月に出産予定のエミさん。お腹を触らせてもらったけど、うーん、懐かしい!なでながら、安産になりますように。する~って産まれておいで、と話しかける。ランチのあとは、ミケちんにノエミのお世話をお願いして、昔から通っているフットケアサロンに1年半ぶりに行ってきた。そろそろ靴もサンダルになって足を出す季節。爪・かかとをきれいにしてもらって、ついでにリフレクソロイジーもしてもらう。あー、気持ちがよかった。ミケちん、ありがとう~!

Thursday, April 23, 2009

駆け引き

ノエミとご飯を食べてるときに、「おいし?」「美味しいね」と一人芝居みたいに話しかけるクセが。ノエミは美味しい、と言いたいときに、「Buono♪」と人差し指をホッペにつけてグリグリ。いつもそんなのだったのが、最近富に知恵がついてきた彼女。味覚も発達してきた模様。これ彼女は多分好きじゃないわーと私が思うモノ(ブロッコリーとかジャガイモとか魚とか)を口にいれさせて、「おいし?」で、口をモグモグして「ううん」と首を横に振る。そ、そうですか… orz でもめげない。「ノエミの体に大事大事だねー」と戦略変更。

もう好きじゃないんだってば!、ってなると手でお皿を押しのけ、口に近づけるとあらぬほうを向いて拒否。でもめげない。「ノエミ、これ1個だけ食べようネ。1個だけだよ。」ノエミはビエーンと泣きまね。「ママ。待ってるよ。ノエミはモグモグできるよ。1個だけでおしまいだよ。ノエミが食べるの待ってるね。」で、ノエミも粘ること3-4分。「食べてみる?」という何度目かのトライの後、「分かったわよ、食べるわよ」と口をあけるノエミ。ははは。やればできるじゃーん! 「エライエライ!」とほめて、さらに念のため?「もう1個食べる?」「やだ」とされたら、約束どおり「じゃあオシマイにしよう!えらかったねー」

これでも食べないときは、口をへの字のノエミに、「ノエミ、バナナ食べる?」「ウン!!」泣きべそが一点して笑顔のノエミに、「じゃあ、コレを1個食べたらバナナだよ。コレ食べて、それからバナナ。」ここからのノエミの顔が面白い。葛藤する。コレは嫌い。でもバナナ食べたい。嫌い、でも食べたい、キライ、タベタイ、タベタイ、タベル…。で口が開く。「ちゃんとゴックンするよ。モグモグ、ゴックン!」で食べ終わるノエミ。また、「エライエライ!」とほめて「じゃあバナナたくさん食べようねー」

Sunday, April 19, 2009

Karen-chan

今日はノエミと誕生日が2日違いのカレンちゃん一家が遊びに来てくれた。同じ日赤で出産したので、日赤の両親教室で出会った私たち。偶然住まいが近くて、出産後に駅の近くでバッタリ!とても馬が合い、子どもも誕生日近くで、更に私とカレンちゃんママの名前も一緒、ベビー達が一緒に遊べるようになってきた今さらに楽しくなるね…、という矢先、「突然なんだけど、バンコクへ来月移住することにしたのー」。カレンちゃんのパパはタイ人だから、納得、と思いきや、「ボクはまだ帰りたくないんですけどねー」。昨年秋にタイで子連れ結婚式をあげてきたので、結婚式の写真も見させてもらいながら話を聞くと、カレンちゃんママが「私はタイ語ができるようになりたい」とのこと。分かるなあ。私もミケちんの家族と自分で話したかったもの。カレンちゃんは身体能力の成長が驚異的に早くて、4ヶ月目にハイハイしてたかな、たしか。10ヶ月目入ってすぐに歩いてて、今日なんか、ちょっと小走りしようとしたり高い滑り台を両手離しで高速で滑り降りてた。来月にはでんぐり返しとかしてんじゃないだろうか…。

夕方、カレンちゃん達と別れたあと、駅近くのTSUTAYAまでお散歩。でもなんだか夕ごはんつくるのが面倒臭くなってきて、そのまま韓国料理屋へ。予定外だったのでノエミのエプロンもスプーンもなかったけれど、離乳食完了期って本当に楽。ノエミは、私とシェアで韓国野菜粥と卵スープとシュウマイをモリモリ食べて、ルンルンとゴキゲンで帰宅しました。楽しい土曜日だったよ

Saturday, April 18, 2009

Il primo regalo da Noemi

身体の調子が戻ってからは、保育園でも家でも笑顔がたくさん戻ってきたノエミ。やっぱりあの愚図りは体の具合が悪かったことに起因してたのかしら。今回の風邪の副産物?といえば、ノエミが突然バナナ大好きに。びっくり。

一昨日の園からのお便りノートに、ティッシュが貼られてあった。先生「ベランダで桜の花びらがたくさん散ってたんですけど、のえちゃんそれを拾って“マンマ、どーぞ、マンマ、どーぞ”って言ってて、ママにあげたかったみたいなので、挿んでおきました」ティッシュを開いたら、小さなピンクの花びらが1枚。目頭がジワーと熱くなりました。ノエミからもらった初めての贈り物。ママのこと、保育園でも考えてくれたんだねー。ノエミと一緒にお花をみたら、いつもお花の歌を歌って、香りをかいで、触って、て騒いでいるママに、あげたいな、って思ってくれたんだねー。目前に居る人以外のことも考えるようになったんだねー。花びらを幾度も指でなぜちゃいました。失くさないよう、ずっと保管しておけるノートにセロテープでペタリ。

ノエミの成長で面白いのが最近始まった、お人形遊び。ピナちゃんと小さい頃から呼んでるリラックマのパペット人形に、スプーンでご飯を食べさせてあげたり、遊び道具を「どーぞ」ともってピナちゃんの手元に置いていったり、両手をもって大好きーと顔にキスしてあげたり。

Monday, April 13, 2009

Asilo

ノエミの腹風邪は下痢ピーになり、昨日がピーク。お水の便がでるときに腹痛を伴うらしく、便意を催すと抱っこ・・・、と足もとにしがみついてくる。ブリブリ、とでてる間は脂汗が額ににじむ。「大丈夫だよ、ママいるよ、お腹が頑張ってるね、こんないらないものでてけーってやってるね、ノエミの体すごいすごい」、と言いながら、小さい体をギューと抱きしめてお腹をさする。もうお腹の調子が悪いのでノエミの許容範囲も狭いのなんのって。足がついよろけて泣く、思ったとおりに本がめくれなくて泣く、ひたすら抱っこしてー、と泣く。私もやっぱり母子感染して体調不良。微熱で力がでない時に、ノエミの愚図りが体力的にキツイ。

この風邪、ノエミにとって、じつに間が悪かった。すずらん組に進級してから、バラ色に楽しいつくし組時代の保育園の環境が変わって、それが確実にノエミの生活全てに影響を与えてた。生活だけじゃなくて、なんていうのか彼女のメンタリティーも含めて、ノエミの行動に現われていて、ちょっと心配だった。大好きな先生も総入れ替えでいなくなっちゃって、まだ新しいクラスがまとまっていないからなのか大好きだった朝の公園へのお散歩もしてなくて。なんだかそういう不安や寂しさが積もってきて、ちょっとしたことで愚図ったり、抱っこをせがんだり。保育園での食事も前の半分ぐらいしか食べてなくて…。

慣れるのには1週間はかかるかなあ、と思ってた先週の木曜日、ついに朝の登園で泣かずにお部屋に入って行った。「保育園の様子」の欄でも、他の友達とご機嫌で遊べた様子が書かれていて、とても嬉しかった…、その翌日からの風邪。お休みが3日間続いて、体の調子も万全じゃなくて、家に帰ってきても笑顔があまりでてこない。

つくし組のときは、登園したら、もううれしくて足をバタバタして、早く皆のなかに行かせて!と騒いでた。あんなノエミをまた見たいなあ、と切実に想う。

Sunday, April 12, 2009

Virus Intestinale

木曜日夕方保育園から呼び出し。ノエミが嘔吐2回した、とのこと。迎えに到着したら熟睡してたノエミ。そのあと、夕ごはんの時間になって起きてきて、お腹すいたから食べさせろ、と。また吐くよ…と思いつつ、本人はそのことが分からないから、吐いて空っぽになったお腹だけに意識が集中。しょうがないのでおつゆをちょっとだけたらしたそうめんだけ食べさせる。案の定食後30分後にすべてリバース。もうぐったりーで、夜は私たちのBEDにノエミと寝る。ミケちんはリビングルームのソファで寝てもらう。

翌日金曜日は朝ご飯もまた食べさせろと騒ぐ。どうかな・・・、と思いつつ、パン粥をつくる。そのあとから発熱。一日中38度5分。午前中に医者に行く途中のタクシー内で2度嘔吐。ノエミは2時間寝て、1時間ぐらい起きてを繰り返す。起きるたびにジュースやスープを飲ませ、夕方ぐらいから少しづつ豆腐をあげてみる。夜になって熱が37.9度まで落ちる。この日はミケちんが、解熱剤を飲ませよう、というのを止めて、ノエミの体がもつ治癒力を高めようと頑張って説得し、味噌汁や野菜スープで乗り越える。ミケちん家族は38度を超すとすぐに解熱剤を投入。それを39度まで待たせる。自然の力を高める、という東洋思想と、それを克服して制御してしまおうとする西洋の思想の違いもあるのか。

昨日土曜日は、熱はないものの、体力消耗しきったノエミは歩けない。歩きたがるもののヨタヨタ・・・、とまるで衰弱した老人のよう。体力回復のために、タンパク質を食べさせたいけど、一度休みが入る離乳食の回復がこんなに大変だなんて・・・! (T_T) 体が小さい割に、菜っ葉ものもお肉も魚ももぐもぐとじつに根気よく食べる子だったのが一転。水もの・甘いもの・パン系ばかり食べたがり、肝心のタンパク質はベベベー。形状の問題ではなく口に入れるのを泣いて嫌がる。はぁ~。下痢ピーでお水ビチャビチャの便を4回。

今日は朝からゴキゲンななめ。ぐずってばかりで笑い顔がでない。朝ごはんも頑張ってミートボールを1つは食べさせ、そのあとすぐ寝ちゃったノエミ。朝ごはんの後に寝ちゃうのも、元気な時にはありえない。まだ本調子じゃないんだろうなあ。早く元気になってくれー。ノエミが笑ってくれないと家族みんながトーンダウンだよー。

Wednesday, April 08, 2009

1Anno e 2mesi

ノエミが椅子に座りたがることがあるので、椅子を作りました。3月は保育園の縫い物やら名前付けやら、「母さんは夜なべをして・・・」って感じでした。ミケちんにも昼寝布団シーツの名前札を1枚縫ってもらいました。とても助かったよ、ありがと☆

さて、自分用メモ。
あっという間に13ヶ月(1歳1ヶ月)が終わって、1歳2ヶ月目に入りました。1歳1ヶ月の間、いろんな言葉がポロポロンと出始めて面白い。名前じゃなくてジェスチャーだったり。ノエミは、全て身近にいる私達の仕草からそれらを習得してきてるから、他の人はきっと分からないけどママやパパなら分かる、っていうのはこういうことか、と改めて納得。私達が言うことも理解している反応がたくさんあって、意思疎通ができるって楽しい!日本語で私が言っても、ミケがイタリア語で言っても、同じことをするから、両方分かってきてるんじゃないかな・・・。
発語は、マンマ、パパ、パジャマ、ハイ、どうぞ、ナイナイ(片付け)、靴、靴下、帽子、馬、ぞうさん、あった、バス、蝶々、おっぱい、(車)ブーブー、(アヒル)クワックワッ、(犬・猫)ワンワン、(ライオン)ガオー、(牛)ンモー、(蜂)ブー←飛んでる音、(鳩)ポポ、(カラス)カーカー、おしっこ・ウンコが出る前に「カッカ」、ボール、ポーン←ボールを投げる音、パン、など。
ジェスチャーは、ちょうだい(手を合わせて2度たたく・手のひらを上に向け差し出す)、いただきます(首を縦に1度振る)、いただきました(手を合わせて、最後に「タ!」)、ありがとう(首を縦に振る)、否定・ダメ・ちがう・いらない(首を横に振る)、肯定・はい・Si'(首を縦に振る)、ゴリラ(胸をたたく)、もう1度やって・もう1個欲しい(人差し指で「1」をする)、等。

小さいものをつまむ、落とす、重いものや大きいものを運ぶ、棒でたたく。○△□の形は分かってはめたがるけど、△□はまだ難しい。あまり集中力が続かない方かな?ちょっとでも思ったとおりに行かないとビエーンと泣くか、ムキーッと怒って、おしまい。保育園の先生との話から、泣いて怒っている時に「泣かなくても大丈夫だよ、落ちついてごらん、一緒にやってみよう?」と声かけして背中をさすると、もう一度トライするようになった。赤青黄色が分かる、でもイタリア語で理解してると思う。名前を呼ぶと、手を上げて「ハイ」。

音楽と一緒にメロディのようなものをナーナー歌う。かえるの合唱(クワ、クワ、クワ、とサビを一緒に歌う)、アイアイ(アイアイアイアイ、とイントロを一緒に歌う)、(ポポポ、とイントロを一緒に歌う)。トンボのめがねで回りながら踊り、最後に「ピタッ」と言うとどこにも掴まらずに片足立ちする。おんまはみんなで、ハイハイをしながらぐるぐる回って踊る。

公園の低いすべり台で、階段を上り、上で足を前に出すよう体を置き換え、滑り降りる。読みたい絵本を自分で選んで取る(抜き出す)、読んだあと本棚にしまう(差し込む)。生活習慣は自分でできることが増えてきた。靴を脱ぐ時は、マジックテープをあけて足から靴を取って玄関に置く・・・なんていう、一つ一つの動作を、声かけと仕上げの介助でできる。同様に、靴を履くもやる。習慣化しているのは食事の前と外から帰ってきた時の手洗い。お椀は自分で持って飲む、コップも同じ、ご飯はおさじで掬うのだけ介助で、後は自分で食べる。ノエミが自分でやりたがることは全てやらせてあげたい。それを「手伝えるような環境」になっていないところが家の中に数箇所ある。どうやってノエミ用にしてあげられるか考慮中。

排泄の前に「カッカ、カッカ」と教えに来てくれるようになったので、GWに入るころからトイレトレーニングを始めてみようかと。後は歯磨きの習慣化、かな~。ノエミは歯が生えるのが遅いので(まだ上下あわせて4本だけ)今まで歯磨きナップだけできちゃったので、簡単に口をアーンと開けて待っててくれるけど、歯磨きは未挑戦。さてどう始めようかな・・・。

Sunday, April 05, 2009

Grazie, Mio Papa' e Manma

昨日は私の実家へ日帰りで帰省。私の両親の退職祝いをしてきました。日帰りで帰っても十分のんびりできる距離なのと、ノエミが成長して遠出が楽になったのが嬉しい。ノエミ、私の実家に帰るといつもすごーくゴキゲン!やっぱり、じいじ、ちゃあちゃん、いとこ達が、皆してノエミ、ノエミと遊んでくれるからかな。

鹿児島からは兄も帰省してくれて、久しぶりに家族みんなが揃った土曜日。お祝い、とは言ってもあまり大したことはできなかったけれど、お父さんとお母さんに、子供3人揃って今までのお礼を言いたい、と言うことはできたから嬉しい。私の両親から学んだことは多々あるけれど、そのうちのひとつが、働くことの意味。家族を養う、ということだけじゃなくて、仕事とは、自分の自己表現の場でもあるということ。現代社会は貨幣と物の対価で成り立つ消費社会となっていて、私たちは労働することで賃金を稼ぐ。この社会構造はいまさらその是非を問うことではないように機能しているけれど、改めてその構造に自分をおいてみたときに、「ただ流されてコマとなるのではなく、自分の目的と意義を常に確かめながら存在せよ」、と私の両親から「言葉ではなくて彼らの生きる姿勢を見させられながら」言われてきた。会社に雇用されようが、お店で販売員となろうが、飲食店の皿洗いをやろうが、ともかく、仕事の中で自分をどうやって表現できるか、ということを視野にいれて日々を過ごすことが、私の人生のあり方を決める。両親への退職祝いのメッセージに「今までありがとう」と書いたけれど、彼らの「労働」人生を見て育ってきた私には、すごく違和感があった。もちろん、私を含めた子供3人を養うために賃金を稼ぐ、ということもあったけれど、それよりも、彼らが働いていたことの意味や目的は、もっと大きな事柄、たとえば、彼らの人生、人間社会のあり方、未来をどう作るか、そういう理想をどう実現するか、ということに動かされていたんじゃないかと思う。少なくとも私はそう見えていた。

ノエミの母となりそして出産後すぐに職場復帰した今、私もノエミのために働く、という思いがあまりない。もちろん、稼がなくちゃ!と思う。ノエミのこれからの教育資金のことも常に考えている。でも、私が自分の仕事を考えるとき、意図的に長期的視野を持とうと努力する。私が今ハイボットでやっていることは、未来につながるかな。ヒトとヒトが作り出す未来をよりよいものにする会社で働いているだろうか。私が働いている姿をノエミに自信を持って見せられるような労働をしているかな。

お父さんお母さん、大学卒業直後から定年まで勤続38年間、本当にお疲れ様でした。これから新しいことが始まるんだね。一緒に余暇を楽しむ、そんな生活を作ってください!


ミケちんの仕事姿。
ノエミはきっと、パパ、カッコイイ!って言うんじゃないかな。笑


ミケちんの仕事場まで自転車でお散歩。
満開の桜とレスキューロボットを楽しんできた週末♪

Friday, April 03, 2009

Suzuran Class

ノエミ、4月1日からつくし組から進級しました。新しいクラス名はすずらん。すずらん組初めての登園日、送りに行ったミケちんがブルーになって帰宅。ノエミが成長したことを実感したら淋しくなったんだそう。そうだよね・・・。初めて登園したのはまだ2ヶ月目にも達してない時。床の布団で仰向けに寝てるだけだったノエミ。担当のH山先生がとてもとてもよくしてくれて、夏にはお風呂に入れてくれて、最初はいつもお膝抱っこで離乳食だったのが、いつのまにか椅子に座って皆と一緒にご飯も食べるようになって、「ノエミの、自分の」友達ができて、一緒に笑って、けんかして、お出掛けの時は友達同士の靴や上着を取り合ってあげて・・・。9人だけのクラスに先生が5人もいてくれるという、本当に恵まれた環境で、一緒に育ててもらった0歳時でした。悲しいかな、大好きだったノエミ担当のH山先生が、4月からは他の区立保育園へ移動。31日は、私は先生にお礼を言いながら涙が止まらず。欲を言えば、せめてもう1年、同じ保育園にいてもらって、廊下などで大きくなっていくノエミを見て欲しかったなあ。本当に本当にありがとうございました。

3月末には、つくし組皆で懇親会を開催。私は幹事で小冊子や、引越ししちゃうJ君へのお餞別などを準備。ノエミの保育園友達全員集合の中では・・・、やっぱりすごいパワー。ノエミの動きが全然違う。なんていうのかな。私とミケの子供としての「ノエミ」、私達「親つながり」での友達と遊ぶ「ノエミ」、とは全く違うノエミがいる。「グアラ○○リ ノエミ」という「個人の存在」がつくし組の中では出来上がってて、心から嬉しかった。なんてステキなんだろう。2時間の懇親会中、おもちゃを取り合って泣いて、友達を追いかけて笑う、そんなノエミを見ていたら、彼女が自分の力で1年間掛けて居場所を築き上げた、というのが実感できた。それをサポートできたことが嬉しい。保育園の最初の1年目の間、ミケちんと二人で、ノエミが外の社会で自分でしっかりと立てるように、「家(ファミリー)」と言う確かな土台を創ってこれたと思う。最初の頃は、マンマの私と一緒にいる時間が少なすぎる、って不安で淋しくて仕方なかった。これでいいのかな、って不安だった。今でも、1歳になるまでは子育てに専念してみたかったな、と思うことがある。でも、そんな不安や悔恨やらをいっしょくたにして、ミケちんと頑張ってきた。ミケちんがと一緒だからできた。ミケちん、ありがとう!それから、自分の力をどんどん育てていけるノエミ、ありがとう。あなたの成長が、ああ、これでよかったんだ、っていう自信をマンマにくれるよ。

また新しい1年が始まった。新しい友達も倍に増えて、先生も総入れ替え。この最初の3日間、ノエミは新しい先生に少しづつ慣れてきてるみたい。送りに行った時はまだ泣いちゃうし、お昼ごはんも昨日は緊張してあまり食べられなかった模様。でもまた素晴らしい1年間になるよ、ってノエミに言ってあげてる。ママとパパがちゃんとサポートするよ、ノエミは自分の力で立てるようになってるよ、って。