Sunday, February 29, 2004

ミケレとピサへ

今日はミケレとピサに戻ってきた。明日できればヘンリー教授とお会いして、またマントヴァに戻る。それから、部屋換えをした。でも、やっぱり!!グラツィアが値段を上げてきた。さらに20ユーロも!本当にもうやってられない・・・。毎月理由がはっきりしない値上げに対応するのも本当に疲れるし、もしいやなら出てってもいいとのこと。ミケレがいて通訳をしてくれて10ユーロ下がったけど、人間関係もともかく予算的に本当にやってられない。

イタリアの鉄道の旅は時間的に中国と同じレベルかな、と思う。10分遅れは当たり前なのだけど、乗り継ぎを3回しなくてはならない場合、玉突き状態に遅れていくので、出発時刻が30分遅れただけでも結果的に最終目的地到着が3時間ぐらい遅くなったりする。みんな文句は言うけど改善されていかないみたい。新幹線が2分遅れただけで全国ニュースに流れる日本もある意味すごいけど。笑

Saturday, February 28, 2004

ノゼドレ


ピサでは全然雪が降ってなかったけど、マントヴァは時々1-2センチ積雪するぐらい雪が降る。寒い!ここしばらくイタリア全土で天候が悪くて、太陽が恋しい・・・!!

Monday, February 23, 2004

ミケレ・・・!

今日ミケレがイタリアに来る!今日でイタリア語のコースが終わり。午後4時半に終わったあと、マントヴァへ電車の旅。フィレンツェで乗り換えて4時間の旅だったミケレもグラツイァもいったので、念のためファーストクラスの切符を買った。やっぱり女の子一人で深夜の電車旅は安全じゃないみたい。深夜にマントヴァに到着。ミケレとミケレのお母さん、お兄さんが駅まで迎えに来てくれた。ミケレはちょっと痩せたみたい…。会えて嬉しい…!

Tuesday, February 17, 2004

事故


写真は、ミケレが送ってくれたバレンタインのバラ。ドライフラワーになりました♪

写 真とは正反対だけど、今日朝事故った。本当に怖かった・・・(>_<)私は自転車で相手がスクーターだったんだけど、後ろから来ていて左抜き に私を追い抜かそうとした。丁度同じ時に私が左に曲がろうとしたので接触して、私は大丈夫だったんだけど、相手がスクーターごと倒れてしまった!もう頭の 中がグルグル (@_@;)怪我してないだろうか、バイクは大丈夫か、アメリカでは絶対誤っちゃいけないんだけどこっちはどうなんだろうとか、保険ってこ の場合カバーしてもらえるんだろうか、とか・・・。結果的には全部大丈夫で、問題なかったんだけど。彼も最初は怒っていたけど、私がアジア人なのをみて 「こいつは文句言っても理解しないな」とわかったらしく、結構冷静になってくれた。あーーーー本当に怖かった!しばらく自転車恐怖症になりそう・・・。

Monday, February 16, 2004

一ヶ月目

今日で丁度、渡伊1ヶ月目。纏めるとこんな感じ。

1)健康:詰め物が半分割れて取れちゃったので歯科に行かなくてはならない。でも、保険手続きのことも含めピサで一人で行くのは不可能に近いので、ミケレが来たときにマントヴァで連れて行ってもらおうと思っている。頭部に感触がないところがある件。前よりも緩和されていると思う・・・。後は食生活。いくら一番安い食品だけ買う!とはいえパスタとトマトソースばかりの生活は腸に良くなかったらしい。(←当たり前)

2)研究:イタリア語で会話ができるような場にはなるだけ顔を出してきたから、少しずつ耳が慣れてきたと思う。週日は日に拠るけど、授業も含めて大体7~8時間ぐらい机に向かっている。1つ目の論文の大まかな流れを整えたところ。できればHenry教授のイタ語の論文も参考で使いたいから、3月中旬までに読む予定。聖アンナでは、学期自体は6月末までだけど、その中で教授が自分の予定に合わせて好きなときに1ヶ月間ほどのコースが開かれる、というシステムらしいことがやっと見えてきた。今あるコースは、イタ語だけでこれは来週で終り。3月は論文につかうルーマンの文献を読むこと、イタリア語文法をおさらいして4月からイタリア人学生用の博士課程コースをどれか聴講してみようと思う。

3)生活:聖アンナでも顔見知りの友達が幾人もできたし、グラツィアとサイモンとは夏に出るときどうなるか今ちょっと不安だけど今のところいい関係を保っている。

4)費用:1ヶ月たって、一月部屋代を含めて750~800ユーロあると、①最安価の食品を買って(チーズ鮮魚鮮肉なんかは高くて買えない笑)など当たり前のことはしながら自炊、②且つ友達と週に1度ぐらい外食したり、映画を見に行ったりもできる程度の生活が送れることがわかってきた。でも。今の為替だとユーロが強すぎて私の予算だとちょっと厳しい。お父さんに借りたお金は帰国したら直ぐ全額返そうと思っているし、早稲田の授業料があるし、帰国直後は仕事がないからその間の生活費も必要だし・・・。追々、予算的にいつまで居れるか、且つ、居る価値があるかを、全部考慮しながら決めたいと思う。

5)ミケレ:後1週間後にイタリアに一ヶ月だけ一時帰国するから、その間は私もミケレの実家に滞在する。ミケレが支えてくれたおかげで、自分自身で地に足をつけ、自分の人生の目標を考えながら日々の生活を送ることができる。彼も同じように、私という存在を感じてくれている。一緒に手をつなぎながら前に進んで行ける、そんな関係を作ってこれて、且つ同じ方向に向かって歩んでいることを、心から嬉しく思うし大切に思う・・・。

Wednesday, February 11, 2004

合格!

ミケレの修士論文発表兼博士課程口頭試験は、すごく高評価で、何の問題もなく合格した!!!本当に嬉しい(≧∇≦)! 電話でミケレから報告を聞いたときは泣いてしまったほど・・・。博士に入ってからも今のレスキューロボットの開発の研究と、起業と、忙しくなるけど、一緒に手をつないで歩いて行こうね。早く会いたい・・・!

Monday, February 09, 2004

アパート問題3


写真はすごーくいい天気のときに、ディメッゾ橋から取った写真。最近は曇りばかりで太陽が恋しかったけど、今日も晴れてた。すでに暖かくなってきて陽だまりに居るとジャケットが要らないぐらい・・・!

今 日のトピックはまたまたグラツィアとリーザ。なんだか帰国最後の1ヶ月がこのようになっちゃって可哀相…。多分、リーザも「ま、いっか」ってなれれば楽 なんだろうけど、真っ直ぐなものは真っ直ぐに!と主張するのでグラツィアと反発しちゃうのかなあ。ゲルマン風気質とラテン気質の対立とでも言おうか・・。 うーん。問題は部屋の賃料。彼女は3月1日から私が今居る部屋に移るので一ヶ月250ユーロになる。けれど、3月7日に帰国しちゃう。グラツィアは、この うちは日払いじゃなくて、1ヶ月ばらいか半月払いだけ、と主張して125ユーロ払って、とリーザに言う。リーザはリーザで、3月1日から7日までずっと フィレンツェに居る彼氏のアパートに滞在するから、このうちにあるのは彼女の物だけで、物置料として一日10ユーロ×7日=70ユーロだけしか払わない、 と主張する。まあ、7日だけしか居ないのに15日分を要求するグラツィアも変には変。しかも、彼女はころころ要求を変えるし、その場の乗りで言ってもない 事を言ったと主張したりその反対もあったり。ほんの数日前に、グラツィアは80ユーロでいい、とリーザに言ったらしい。でも今回突然また125ユーロと 言って、リーザがその点を指摘したら、そんなこと言った覚えがない、と言う(←これはうそばっかりなんだよね。)今回の話し合いの途中にグラツィアが、今 回だけは100ユーロということにして話を付けましょう、と言ったのだけど、リーザは「そんなの正しくない」と言って受け入れない。どうなんだろうねー。 リーザがただ、はいはいと言って125ユーロ払わないと主張したのはえらい!と思って見習おうと思う!けど、あるところでは「ま、いっか」って言うのも大 切な気がする。特に海外にいて大家ともめた場合とか・・・。グラツィアへのアプローチの仕方とかもその人に合わせてベストな方法で攻めたほうが勝ちだと思 うんだけどなあ。グラツィアは、下手に出て行ったほうがうまく収まる事が分かったから、この童顔を生かして私は戦略的に行ってるんだけど。なんていうか、 「その場の乗り」っていうのがこの国にはあって、それを逃さず自己主張するのが結構多いのがイターリア、と言う感じ・・・。且つ私もそれを利用できる時は 負けずにそうすべき。

ちなみに、グラツィアが(例によって)、私に突然大きい部屋のチャージを10ユーロ値上げして、310ユーロと言っ た件については、今日、何も追求せず知 らない振りして黙って(でもにこっと笑って)300ユーロだけ渡した。そしてそのまま何事もなく終った。ははは。多分リーザとの件があったからグラツィア の頭がそっちでいっぱいになっちゃったんだろうね。まあ後日追求されるかも知れないけど、そうしたらその時にまた聞けばいいや。リーザとの話し合いの後で グラツィアに呼ばれて「さっきの話し合いがちょっとすごかったけど心配しなくていいのよ」と言われたので、正直な気持ちとして、且つムチャクチャ無垢な顔 して「日本のスタイルはもっと落ち着いているので、話し合いが激烈化してどきどきしました」と言ったら「大丈夫よ、ただこんな風に学生と問題が起こったの は本当に初めてなのよ!でもここはホテルじゃなくて私の家なんですからね!」とのこと。この家に関しては彼女が歩く立法機関らしいので、どのようにオフェ ンス・ディフェンスするかを考えよ、ってことなんだよね。

明日はミケレの修士論文プラス博士課程入試としての口頭試問。最後の一週間で、 彼が設計したレスキュー用ロボットもほぼ完成して、これはデモでも無事動い た!!この2年間一緒にがんばってきて、明日その結果が出るんだよね。私も緊張する…!この大切な集大成の日にミケレと一緒に居られなくて本当に残念だけ ど、ずっと考えてるよ。がんばれがんばれ!

Thursday, February 05, 2004

Film


写真はガブリエーラとヘンリー教授。ガブリエーラは、一緒の専攻。

今 日は晃子と一緒に食品を買出し。晃子が安いスーパーがあるというので ついていったけど、遠かった・・・!てくてく歩いて40分ぐらい。でも本当に安くて、500gのパスタが50円ぐらい。もっと買いたかったけど、私はそん なに食べる方じゃないし、家まで持って変えるのも大変であきらめた。

お昼をいつも混雑しているピッツェリアで食べた。晃子がカルツォーネ という、ピザの包み焼き見たいのを頼んだ。東京だと1500円とか2000円ぐらいだけど、500円ぐらいだった。私のピザも美味しかった!ミケレが2月 に来たときとかお母さんが夏来たとき、一緒に行きたい!

午後は聖アンナで、その後、夜ジャンカルロと映画を見にいった。もう見たことが あったけれど、ラストサムライ。こちらでは L'ulitima Samurai という。イタリア語の勉強にすごくいいとヘンリー教授に進められて。うーん、ちょっとづつ耳が慣れてきたとはいえ、まだまだだねー。5% ぐらいしか分からなかったと思う。でも映画にいけて楽しかった!イタリア式映画の見方で有名な、映画の途中で突然映画が途切れる "Pausa"も体験できたし!

夜は12時半に帰宅。例の施錠問題は、グラツィアに前もって伝えておいたから大丈夫だった。多分グラツィアは、なんでもとにかく Si' というと機嫌がよく、優しくしてくれるみたい。私は童顔だし、これをめいいっぱい利用して懐いた振りをしよう!と思う。笑

Tuesday, February 03, 2004

アパート問題2

グラツィアがまたリーザと問題。入居するときには何時に帰ってきても問題はない、と言っていたのに、リーザの帰宅が遅すぎるという。これからは23時半には施錠するから、それ以降に帰ってきたら外で寝て。だって。おいおい。なんか後になってころころ約束が変わってちょっと問題。23時半なんて、学校から帰ってきて24時の時とかあるし。本当にアパート変えなくちゃならないかも。

今日は1日中忙しかった。午前中は届いた郵便を取りにポストオフィスへ行き、午後はPontederaに置き忘れていた上着をとるついでにチェチリアやジャンカルロとランチを食べた。その後は聖アンナで勉強した後、クラウディアにおごってもらって学食で夕食。そこで何人かのイタリア人の学生と知り合って、1時間程度パブへ行った。

本当、帰宅時間の件とか、いろいろ。今は静観しているけど、本当にどうなるやら。