Friday, January 16, 2004

ピサ到着

ピサに到着しました!パリから乗り換えて、到着したのが朝9時半。ゲートを出たら、私のチューターのガブリエーレが待っていてくれた。
彼を見たとたん、ほっとした・・・! 今回は、生活資金を一番安く上げるために結構な大金を全て現金にして持っていたし、荷物も重くて、ずっと緊張していたみたい。彼はその後すぐにローマへ行かなくては成らなかったので、私が宿泊先のPontederaの町までいけるよう鉄道の切符を買ったりしてくれて、その場で別れた。

Pontederaには、聖アンナ高等研究院の工学系キャンパスがあるところで、今回は特別、1週間だけそこのゲストハウスに滞在させてもらうことになってる。人の縁って不思議で、広瀬先生やミケレの知り合いというところから、早稲田と聖アンナの共同プロジェクトまで、本当にいろいろな縁でピサに数人の知り合いができた。今回もそんな縁からこのPontederaに滞在させてもらえて、次回は私がなにかGiveできるものがあればよいなあと思う。

Pontederaの駅にはジャンカルロが待っていてくれた。ジャンカルロは年末に東京にいて、2回ぐらいあったことがあったから、またほっとした。その日はジャンカルロがずっと面倒をみてくれた。まず、部屋を案内してもらってから、次に、ジャンカルロと彼の研究室の人たちと一緒にお昼ご飯を食べにいった。その後でピサの町へジャンカルロが車で案内してくれて、一緒にアパートも回ってくれた。

日本にいる間にミケレが本当に沢山のアパートに電話をしてくれて、やっと約束を取り付けることができたのがこの2つのアパートだった。

アパートは、2つ見たのだけど、最初に見た方が、イタリア人のおばさんが自分のアパートを学生に貸し出ししていて、海外の留学生をよく受け入れているということだった。今後どうなるのかわからないけど、第一印象はすごくいい感じの人で、イタリアのマンマという感じ!部屋は、光熱費含めて250ユーロだけど、ちょっと狭いし、ドアもあまり良くない。3月になるともう一つの大きめの方の部屋が空くから、そうしたらそちらに移りたいな、という感じだった。

私の印象は悪くない!という感じだったのだけど、できればもう一つ見てから決めることにした。もう一つは、イタリア人の女の子が一人で住んでいて、ルームメイトを探していた。でもすごく部屋の印象が悪かった!重たくて、冷たくて、孤独な感じ・・・!あと、女の子も、あまり打ち解けない感じで、通訳をしてくれていたジャンカルロによると、「彼女は部屋の掃除のことばっかり話してたよ。つまんないじゃないかな」とのこと。一月370ユーロで、高いし、やっぱり私みたいに留学生で周りが良く分からないときには、最初のアパートの方がよいね、ということで意見が一致した。

ミケレにも電話で伝えたけど、そうだね、ということになって、早速シニョーラに電話して、入居希望を伝えた。彼女は月曜日ぐらいにはもう引っ越して欲しい、ということだったけど、私の予定とジャンカルロの予定を見て、もしかしたら水曜日に引っ越すかもしれない。

その後、ジャンカルロに“ありがとうディナー”をご馳走して、Pontederaに10時ごろ帰ってきた。疲れていたから寝ようと思ったけど、なんか悪寒がするし、お腹も調子が変で、いやだなーと思いつつ、早稲田からピサに交換留学しているもう一人の晃子さんに電話して、明日会うことにした。いろいろ教えてもらおう!

というわけで、イタリア到着1日目が終り。心配していたアパートが見つかって本当によかった。このアパートでの暮らしがスムーズでありますように!

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