Friday, January 18, 2008

La mia gravidanza

あっというまに臨月に入っちゃいました。自分の記録として、妊娠中の思い出なんぞ書いておこうかなと思います。

■赤ちゃんがやってきた。
妊娠したのが分かったのは2007年6月上旬。5月下旬には明らかに体調が違ってたので、妊娠検査薬で陽性でも全然ビックリしませんでした。ただ、妊娠検査薬の結果をみた時のとても不思議な感覚は今でも覚えてます。嬉しさと冷静さと覚悟と混乱と、なんかごちゃ混ぜ。今でも巧く表現できません。

■マタニティブルー
妊娠発覚後すぐに、出血。切迫流産かも、という診断が下り、そのまま1ヵ月半の自宅安静に。でも最初の1週間は、突然「トイレ以外動くな」という状況に自分を置くことができなくて、仕事に行ったりショッピングに行ったり。結果出血が止まらなくて、検診先の先生にこっぴどく叱られました。「オオバカヤロウ!」「お前に母親になる資格はない!」etc。 ミケちんとMy母にこの話をしたら二人して「なんていい先生なんだ…」(笑)。確かに、この日の検診後から気持ちがシューン orz となりまして、1ヵ月半自宅安静生活突入。

でもこれが辛かった…!不思議と「この子は絶対大丈夫、流れない!」っていう悟り?のようなものがあったので、もしかしたらベビーが・・・なんて思いはかすめたこともなし。そうじゃなくて、「妊娠」を全然楽しめないかも、っていう状況が辛かった。素直に赤ちゃんが私のお腹に宿ってくれたことを喜びたいのに、安静にしなくちゃいけない。妊娠って何よ?と思ってネットで調べると「あれやっちゃいけない、これやっちゃいけない、これ食べちゃいけない」ってことばかり。それに加えて外はいい天気なのに自宅安静だから気分は更に落ち込み。「今年はドクター論文だ、わーい♪」と思ってたのが出だしで躓いて、その状況に自己嫌悪にも。

・・・今思えば軽いマタニティブルーだったのかも。

■博士研究
今年度は、実は4月から早稲田大学院に加え東工大の研究生もやっていて、論文2本とドク論開始が目標だった。でも6月7月の自宅安静でリズムが途切れてしまって、かろうじて出せたのが論文1本。今でも「怠慢だった…」とちょっと落ち込む。それにあせる。妊娠を言い訳にしたくないし、できない。これは本当に反省・・・。来年は子育てと一緒に頑張ります。

■仕事
会社のハ○ボットの皆がとても理解してくれて、臨月になった今でもウヒャヒャと仕事に来ちゃってます。妊娠中期には、午後にどうしてもお昼寝せざるを得ない時期があったんだけど、そのためにソファベッドも買ってくれました。ありがたや…。勤務時間も仕事内容も、臨機応変に対応してくれたことに心底大感謝。皆の気持ちにきちんと応えた仕事をしてお返ししたいな、と思って、臨月の今日まで来ました。産前産後休暇後、育児休暇の取得予定はありません。出産後もきちんと仕事をこなすことでお礼をしたいです♪


■マタニティビクス
切迫流産の診断がなくなったのが5ケ月目。それからはすんごい元気。ホルモンの関係なのか、いつもよりハイテンションで、でも、通っていたジムは妊婦禁止とのこと。そこで始めたのがマタニティビクス。これがすごく気持ちがいい。ちゃんと妊婦のための運動内容なので、安心して体を動かして、汗もかいて。マタニティヨガも自宅でやってるけど、ビクスのほうが断然好み。今から出産後の運動が楽しみ。うれしいことにミケちんが「子守してるから最低週1回ジムに行きなよ!」と♪ 何を始めようか考慮中です。

■体の変化
5ヶ月目から既に出っ張り始めていたお腹。病院でも「あなたね、これは8ヶ月目のお腹とおなじくらいよ」と。臨月の今は、横からみると円弧キレイなスイカ腹。妊娠線も出てないし、体重も許容範囲だし、睡眠もたっぷり取れるし、本当に妊娠初期の出血以外言うことナシ!な妊娠生活だったのが、最後の月に入ってから、妊娠性湿疹のようなものが夜になると出るように。面白いことに、夜だけ痒い。掻きむしる、というほどではないのだけど、妊娠して出た体の変化です。

あと食べ物。7ヶ月目まで、ひたすら「餡団子を求めて三千里」でした。ランチも白米食べなくていいから餡団子チョウダイ、っていう感じ。それも、スーパーで売ってる餡団子にはまったく触手が動かず、ちゃんとした和菓子屋の美味しい餡団子だけが食べたい。遠回りしても、駅乗り継いでもいいから、「美味しい餡団子」を探してました。それが、8ヶ月目に入ったらピタリと終わり。嗜好が変わってクッキーへ。ガーン。餡団子は「ヘルシー和菓子だしカロリー少な目♪」だったのが、翻って高カロリーの美味しいクッキーを求めて、さまよう私。固めのパリパリ系で少しチョコが入ってるタイプで、と細かいこだわり付き。結局妊娠ダイエットなんて気にしたこともなく、食べたいものを気持ちよく食べてます。

それから塩気があるものを食べられなくなりました。普通のお味噌汁が、塩味きつずぎて食べられません。そのせいで、ミケちんの食事の支度が大変!塩加減がぜんぜん分からないので、目分量ばかり。しょっぱすぎと塩味無しの間を行ったり来たりしてるみたいです(笑)。

そして最後は、心境の変化。マタニティブルーが終わった5ヶ月目からは、お腹の赤ちゃんがひたすら愛しい、という気持ちに。臨月の今、いつ産まれてもいいんだよ、という時期になったか・・・と思うととても寂しい。カンガルーが羨ましい。コアラになりたい。いつまでも私のお腹の中で守っててあげたい。でもそれを助産士さんに言ったら「お父さんがかわいそうよ」と。そうだよねぇ。皆待ってるよ、早く会いたいね、と話しかけてます。

■ミケちん
妊娠発覚から、パパになることが嬉しくて仕方がないミケちん。妊娠初期から私のお腹にずっと話しかけてます。初めて胎動を感じた日から、もう、私のお腹を(?)溺愛。女の子らしい、と分かった後からは、街ですれ違う男の子を見ては「将来アンナのが彼氏だなんて言ってやってきたら殴ってやる!」とか(笑)。小さい女の子を見ては「あの髪型可愛いからしてあげようね!」「あの仕草をしたらお菓子全部買ってあげちゃうよ!」と。

初期の安静の時は、スーパーに買い物に行けなくて、且つ悪阻で食べたいものが限定される私のために、いつもチャレンジャーだったミケちん。「シラス」「ムギチャ」「ミソシルのダシ」など、何なのか分からないまま音だけつぶやいて店員さんを困らせてた模様(笑)。ワサビが欲しいのに帰ってきたらカラシだったり、ものすごく頑張って買ってきてくれた「エビチリ」をやっぱり見たら一口も食べれなかったり。頑張ってお味噌汁の作り方を勉強してくれました。エラ~イ。

私しかお腹に宿せないのがとても羨ましいとかで、「ずるいなー」「ちょっとだけボクのお腹に預かってあげてもいいのに」。しかも私がいつか転ぶんじゃないか、何かしでかすんじゃないか、とビクビクしてるみたい(笑)。確かに、ビキニで海水浴もしたし、温泉も行ったし、階段駆け上がってるし。落ち着きない妊婦だったかもしれないけど、妊娠ライフを満喫したかった私をちゃんと見守ってくれて、時には叱ってくれたミケちんに感謝してます☆


■赤ちゃん
とても順調に育ってくれているバンビーナ。「かめとウサギ」の唄を歌ってあげると動き始める(笑)。映画館でバイオレントなシーンになるととても嫌みたいで非常に激しく動く。キックゲームで遊ぶと3回まで応えてくる。面白いです。

8ヶ月目に、3Dの超音波写真を撮ってみました。イタリアのDNA強すぎ~!笑。お顔は、ミケちんの横顔そのまんまでした。どうみても、日本人の赤ちゃんの顔をしてない・・・。でも、案外産まれてきたら私似かも?楽しみです~。

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