先日、ミケと火垂るの墓を見た。
私 たちはスタジオジブリの映画が好きなのだけど、この映画だけはミケが毎回借りるのを避けたがってた。実はミケは、私がイタリア滞在中にこの映画を独りで見 たことがある。そのあまりのせつなさ悲しさに耐え切れず、しかも独りで見たのでせつなさ倍増の思い出があり、もう一度見るのは嫌だったみたい。
仕方がないので一人でツタヤに行って私がレンタルしてきちゃた。
夕ご飯の支度をしつつ映画を見始めた。メニューは餃子とお味噌汁とご飯。出来上がって、テーブルに並べ、テレビを横に、映画を見ながら食べ始めたんだけど。
・・・両親を亡くし、親戚の家では世知辛い扱いを受け、防空壕で暮らし始める清太と節子。
節子「お兄ちゃん、ホタルなんですぐ死んでしまうん?」
ミケ&Ade 「・・・(無言)」 (ミケの目うるうる、Ade既に声を殺して涙ボロボロ)
節子 「お兄ちゃん、お腹すいたなあ」
清太 「節子ぉっ・・・!」
ミケ&Ade 「・・・(無言)」 後ろめたくて目の前の餃子、味噌汁、ご飯に手を出せず。
節子 防空壕でやせ細って横たわる・・・スイカを食べる体力もない。
清太 「その晩、節子は死んだ」
Ade 「うーっ ずずーっ」←Adeが鼻すすっている。鼻も目もぐちゃぐちゃ。
ミケ 「・・・はぃ」 Adeにティッシュ渡すミケ、目が真っ赤。
目の前にまだ横たわる餃子・・・、味噌汁・・・。
あの映画は食事中に見ちゃいかんねぇ・・・。
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