Sunday, February 13, 2011

Scuola di Ballet

ダンスが大好きなノエミ。ミケが80年ディスコミュージックを掛けると創作ダンスを披露してくれる。あんまりすきそうなので、バレエ教室に行きたい?と聞くと、「うん!」というわけで、今日はバレエ教室体験に行ってきた。

バレエ教室からは、「動きやすい服と靴下で。でも他の子がレオタードなので、時々一緒の服じゃないから、と参加できなくなっちゃう子もいます。」との連絡。なので、フリフリのついた短パン、ハートマークのTシャツ、白いタイツ、靴下。髪の毛もちゃんとひとつに結んで、教室に到着!ちょっと早めについたので、前の大人の人のクラスを見学。ノエミはもう釘付け。じゃあ着替えましょう、となってもすごくすんなり。で、可愛い感じになれたのに、やっぱり緊張して私のあしまわりを離れない。

いよいよクラス開始!「はい皆さん並んで。ノエミちゃんもおいで」という先生の声にフラフラとレッスン場の中央へ。をを、自分から行きました。そこから45分。最初の柔軟も先生に助けてもらいながらやって、いよいよセンター。次にスキップ。最後に夏にやるという発表会の振り付けをやって、最後にバレエのご挨拶。という流れの中、ノエミが自発的にやれたのは、最初の柔軟だけ(笑)。あとは、体がついていかない。ちょうどお昼寝の時間ってのもあって、あくびしてるし・・・。スキップも得意なくせにぜんぜん動けず、先生や1歳上のお姉ちゃんと手をつないでもらって早足で回るだけ。時々私のほうを見るので、ニッコリ笑いかけ、こうやるんだよーなんて見せるんだけど、のえみは顔を振って「いやいや~」。とはいいつつ、泣いて戻ってくることもないし、先生が「はい次はここに並んで」「はい次はこちらで座りますよ」というとじちゃんとついていく。保育園成果だわ。教室の先生が、ぜんぜん手足を動かさない(=踊らない)ノエミを見て、「でも、体験だと途中で泣き出して帰ってきちゃう子がたくさん居るのに、すごいですよ」とあせったようにフォロー。クラスの中でも「あの子踊ってないよ~」とダメだしをする子が居たりで、私とミケレは影で大笑いでした。あー可愛い。ミケレは笑いながら横で「ダメだこりゃ。来週は釣りに行かせよう。」とか言ってるし。

先生にみんなで「ありがとうございました」のご挨拶をして、レッスン場からこちらに歩いてくるノエミに「すごいすごい!」とミケと私。両手を広げておいで~とやったら、口がへの字になって「ゥギャーーーッ」とお大泣き。抱っこして「ノエミすごいよ、見てたよ、頑張った頑張った!」「頑張ったじゃないの!ウギャーッ」着替えルームでしばらく抱っこしていたら、泣きながら「お花(手でお花を作って踊る、というシーンがあった)はおうちでやらないの!ウギャーッ」。あー、先生に、お花の振り付けをうちでもやってみてね、とか言われたのね。背中をさすりながら、わかったよーわかったよー、で落ち着いた。

で、変える道すがらミケレが「Allora? Come? Vuoi andare ancora ala scuola di ballet?(また行きたい?)」やだ!って言うものとばかり私達が思ってたのに「ウン。」エッ、そうなの?本当か~??まあ、クラッシクバレエってのは、きちんとフォームをする、ってのが基本だから、自由に思いつくまま体を動かすダンスとか、保育園のリズムとは違うよね~。何かもっとノエミに合ってるものがあるかな?とりあえず、本人が行きたい、と言ったら他の教室も行ってみて、それからにしましょう、ということになった。

初めてのバレエ教室。楽しい、とは程遠かったけど、何かしら印象が残った模様。恥ずかしい、でもないし、悔しい、でもないし。でももう一回行って見たい様な・・・。3歳になったばかりの複雑な?ノエミ。

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