Wednesday, June 22, 2005

国際離婚

今朝ミケちん、ナポリ出張で旅立ちました。ナポリのレスキューシステム関係の人にレクチャーする依頼があって。依頼を受けたのは私も同行できる!と思って いたからで、その後の予定調整で無理になってしまったのです。「行きたくない~っ」って成田エクスプレスに乗り込む間際まで駄々こねてました。笑。渋谷ま で見送ってから早朝だったためまた帰宅しました。

なので今日の昼ごはんは家で食べたんだけど。そうめんと、梅干と、もんのすっごい美味し い鯖の塩煮を混ぜたやつ。この鯖の塩煮。お父さんが出張で福井に 行ったとき買ってきたものを実家からもらってきたのですが、本っっっっ当に美味しかった・・・。一缶ペロっと食べちゃいました。ミケにはわからんだろう なー。笑。

ところで。今日買った数冊の本のうち1冊がとても示唆的で面白かった。タイトルは「国際離婚」。 国際結婚の本はたくさんあるけど、国際離婚についてはあま りないと思う。入籍したての私がこんな本を買うのはネガティブでシビアみたいだけど、実はとてもポジティブな内容だった。結婚ってなんだろう、なんで私 は「結婚」する(した)んだろう、それが国際結婚であることから同じ国籍同士の結婚と国際結婚の相違点はなんだろう、視点をマクロにして、私は私の人生を どのように生きたいんだろう。それを現実的に考えさせてくれる本でした。

イタリアにいた間、よく考えたし、マントヴァに行くときもよく考 える。たとえば自分の老後のこと。両親の退職後のこと。日本とイタリアでの年収の格差。私 の社会的ポストとミケの社会的ポスト。恋愛感情はいつまでも絶えずに・・・、と思うけど、財産分与とか独立した生計とか、ミケと今から時々話すことがあ る。世知辛いようだけど大切なことだと思う・・・。

日本に住むのか、イタリアに住むのか、それとも第三国に住むのか。それぞれ異なると思うけど、イタリア国籍を持つ男性と結婚するという決断の自己責任と、 ポジティブに社会と関ってくことと、あと、締めるところと「ケセラセラ」なところのバランスを見極めること、かなあ。結婚する報告を両親にした時にいろい ろな質問を両親から受けたけど、それらと近い教訓がありました。ミケが帰国したら是非話しておきたい内容でした。

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