毎晩、ノエミが寝付く間際にいつも話しかける。前はおっぱいをくわえていたノエミに。今は添い寝で私の腕をしっかと握って寝付くノエミに。
ママとパパのところに来てくれてとっても嬉しいよ。
ノエミが来てくれたのは、本当に有難いねえ。
ありがとう。
ノエミはママの大切な宝物だよ。
だーいじなだーいじな宝物だよ。
また明日、たくさん遊ぼうね。
おやすみ、ノエちゃん、おやすみ。
0歳としての最後の夜。ノエミにとってはなんてことない、いつもと同じ夜。でもなんだかしみじみと、この1年間を思い返す。ちょうど1年前の夜、ノエミ、ノエミ、って呼びかけながら陣痛をしのいだっけ。ミケちんに引きずられながら分娩室の廊下を一生懸命歩いたっけ。実家から駆けつけてくれたお母さんが「がんばれ、がんばれ」って腕をさすってくれたんだよなあ。誕生直後のノエミをお父さんが携帯で写真をたくさんたくさん撮ってくれてた。
たまたま、自分が産気づいて入院したのからちょうど1年後の昨日、日赤に行って、産まれたばかりの赤ちゃんを3人も見た。あんなに小さかったんだっけ!?ノエミが、あっという間に、寝返って、一人でおしゃべりして、もぐもぐ食べて、立って、声を出して笑って。なんてステキな一年間だったんだろう。空洞なんてひとかけらもない、fully containedな一年間。
今夜は、いつもの言葉に付け加え。
明日で1歳だねえ。
ステキな一年間だったねえ。
どんどん大きくなるんだねえ。
でもママはいつもここにいるよ。ノエミはどんどん外に行ってごらん、ママはここにいるよ。
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