Genova

学会参加のためジェノヴァに来てます。

招待講演だったので最初はうー･･･と悩んだのだけど（そんな大それたことできないと本気で思ってたので）、まあいいや、言いたいこと言っちゃえと腹を割って飛行機に。日本と西欧のロボット技術受容を哲学的および社会構造的背景から比較するという内容で45分ぐらいしゃべったのですが、ある意味こういう内容って欧州受けしやすいんじゃないかと思います。あまり日本が特異であるとか固有の宗教観を持っているということに固執すると、自国の発展は世界の発展の一部であるという視点を失うことになるのではないかと思います。えてして、こういうような思考はロボット作りをしてきている日本人エンジニアの人に多いと思う、というのが私の意見です。

その後いろいろなフィードバックを得られ、また他の後援者の発表もエキサイティングな内容で、とても有意義な1日でした。欧米の著名な教授の方々とも知り合いになれて、今後の自分の研究にとってもとても意味ある参加になったと思います。

明日はもうひとつ倫理とＥｔｈｉｃｓという語彙の意味の相違について、という内容で発表をして、それがおわったら帰国です。9時から18時まで毎日ワークショップ。結構しんどい・・・、なんて言っちゃだめだよね☆