Thursday, June 11, 2009

Libri

GWに実家に帰省した際、独身時代におき場所がなくなって実家へ送りつけた書籍をなんとかしなさいっとしかられてお掃除したら、久しぶりに読みたい本がたくさんでてきた。さらには、大学時代の日記とか、メモとか、友達からもらった手紙まで。Eメールなんてなかった頃。しょっちゅう海外逃亡していた私に、いろんな友達が手紙を書いてくれてて、すべて読み返してしまった。しばらく思い出ポロポロ。また読みたいと思った本は、東京へ持ち帰り。

寝る前は、育児書に手が伸びることが多いのだけど、昼間は小説からマンガまで、その時興味を持ったものを手当たり次第に読んでる。最近読んだ本は、高村薫の、マークスの山、レディージョーカー(なんで文庫化されなかったんだろう・・・)、モンゴメリー作「青い城」(愛読書)、宮部みゆきの「理由」「火車」、アルチェロシモネッタの「ロレンツォ・デ・メディチ暗殺」、マンガ末次由紀の「ちはやふる」、和辻哲郎の「孔子」。今読書中なのがパールバックの「大地 全4巻」。これを呼んでいると、大学時代の担当教官浅井先生がいつも思い出される。大地を読んでる、と言ったら「あれを読むと、中国のいいところばかりが目に付くよね」と。今でも、どういう意味だったんだろう・・・、と考えさせられる一言。「大地」が終わったら、高村薫の照柿を終わらせて、それから平野 啓一郎の「葬送」を読もう。

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