Wednesday, October 11, 2006

UGA @ hospital など

先日、ウガが病院デビューしました。その状況がコレ↑ by ミケちん

爪が伸びたので切ってもらったのと、健康診断ということで舌の目視チェック。さんざん体をグルグル回されて、最後に「ハイ、終わったよ~元気元気」とキャリーケースに戻された瞬間、オシッコ!
「テメーコレデモくらえ!」って感じでした(笑)。

先日の朝日新聞のニュース、「年収300万円前後の高齢者負担急増 小泉政権6年間」
「一連の小泉改革で高齢者の暮らしが圧迫されている実態を、政府自らのデータが裏付けた」ものという。年収300万の高齢者。その税額や社会保障が、60万から70万も引き上げられたという。
すごく簡単な計算として、じゃあ残り金額は年間二人暮しで240万?毎月20万。高齢者ならば医療にかかる費用も増大していることだろうし、入院なんか想像もできないような金額に思える。

税金や社会保障額が上がることは、決してネガティブなことではない。但し、条件付きで。その高税額負担が、納税者に還元されているかどいうかということ。 70万円分の増額を納めた分、社会サービスもそれに見合うだけ増大したのだろうか?年収の23%を国に納めた分を補填するサービスが得られているのだろう か。

社会保障のそもそもの起源は、貧困層と富裕層との社会格差是正を目的としたものであり、小泉政権による改革で行われたものというのは、富むものは富み、貧 しいものは貧しく、自分で這い上がれというような切捨てであったのなら、今、小泉政権誕生当時に「純ちゃーん」などと黄色い声を上げて支持を表明していた おばさん達にも、責任は問われるべきだろう。そもそも改革を推し進めた小泉元首相や竹中元大臣は、彼らが「高齢者」になった時、決して年収300万円以下 なんてならないだろう。

高齢化社会と、日本。私達はどのような「社会」を造りたいのか。経済成長を支える方法を、弱者の切捨てとする一番安易な方法ではなくて、社会の弱者を「弱者」でなくす、という政策も、経済成長を促す方法でありうるのじゃないか。北欧の政治制度を鑑みる度に、強くそう思う。

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