もっと早くに旅行記をUpしたかったのですが、今日まで時間がありませんでした。今は日曜日の朝10時。ミケは早朝(4時キックオフ)のイタリア=アメリカ戦のラジオ中継で体力気力を使い果たし(しかも引き分けだったので怒り模様。笑)熟睡中です。ウガは一匹朝ごはん。今日はなにして遊ぼうか、思案中みたい。
さて。タイ・コサムイ・ハネムーン。
全てが大切な思い出となったのですが、心に残った事柄を記してみます。
□ トンサンベイ・ホテルのスタッフ
Adessoは、初めて就職したのがホテル業の仏系企業。1年間でしたが、そこで見て聞いて触れて学んだのは、ホテルのプロフェッショナリズム。そのおかげか、一流ホテルのあり方、姿勢、雰囲気、そして反対にそういうホテルに滞在するお客側の姿勢にちょっとウルサクなってしまいました。
私の基準で、トンサンベイは全てに渡って「一流」でした。シティにある5つ星ホテルと、リゾートのそれとはやはり施設・雰囲気の違いはあって当然のものの、どちらにおいても同じ基準で図れるのが、スタッフのプロフェッショナリズム。これは、人柄だけじゃプロにはなれない、専門職。親密さ+会話内容からは、お客とサービスマンとの一線をきちんと守りつつしつこくなりすぎないフレンドリーさを維持する「スキル」が求められる。多分、タイの文化・宗教・人々が持つ謙遜やお互いへの思いやりというのが、丁度マッチしているというのもあるのだと思うけれど、トンサンベイ・ホテルのスタッフは、実によくトレーニングされてました。
"proceeding the Customer’s expectation" お客をリピータとするために、お客の満足度を最高まで高めるために。上述の仏系ホテルで、人事業務も行っていた私は、スタッフトレーニングでこのキーワードを繰り返し聞いてました。お客が「こんなもの+サービスが欲しい」と思うんじゃないか、と予想して、お客がそれを依頼してくる前に提供する。用は、相手の立場に立った想像力を豊かにする。ただ、「へりくだって」「召使い」となっては元も子もない。サービスする側とされる側は、お互いが尊重し合う一線をきちんと守りあう必要がある。
日本のお客で、とくに重職にある男性は、これができない人が多かった。日本文化という背景もあるのだろうけど、サービスの提供は「奉仕」であってスタッフは「自分の言いなりになる人」という大きな勘違いをし、ホテルのプロフェッショナリズムを、自分の対等にあると位置付けない人が、本当に本当に多くて、寂しかった。ほんの一言のお礼を言えるか、どんな言葉使いをするか、どんな姿勢でホテルに滞在するか。ホテルにいた時は、怖いぐらいにお客の「人となり」が見えた。役職なんか関係なく、どういう人間か、ということ。欧米からのお客は、役職が高くなれば高くなるほど、どんなポジションの人と対応していても常に相手を尊重する人が多かった。
トンサンベイのスタッフは、ホテルにとても大切にされている。Official ウェッブサイトにも、ホテルスタッフが順番に紹介されている。英語が話せても話せなくても、普段はお客の目につかないポジションであっても、彼らが、このホテルで働けることを本当に楽しんでいることが、見て分かる。是非もう一度戻りたい、と思わせるのは、ホテル施設のせいじゃなく、ホテルのスタッフが作り出しているあのプロフェッショナリズムに触れたいと思うから。今回のたびも、ほとんどこのリゾートから外には出ませんでした。
□ Scuba Diving
Adessoは、PADIのOpen Diver ライセンスを10年以上も前に取りました。でも最後に潜ったのは6年前のハワイ。地球上で「地上」とは30% のみ。あとの70%は海に覆われている。その70% に、映像でしか見たことがないlife(=生活)が営まれてる。人間の世界なんて、地球から見たら本当に一部でしかない。なんどもぐってもそのことに改めて気付かされる。ただただ、海の世界に圧倒されて、感動して、また地上に戻ってくる。無類の動物好きのミケに、是非この「another world」を見せて体験させたかった。私と一緒の経験を共有したかった。
ミケは、海で泳ぐことに抵抗がある。「swiming」のスキルは関係ないと言っても、恐怖は理解ではなく感情の問題。ミケがダメならその深度まででいい、水深1mだけでもいい。やってみよう?と聞いてみた。私たちは一緒になってから5年目になるけれど、ミケは新しいことをやってみる、まず受け入れる努力をしてみる、という点で本当に変わったと思う。前だったら絶対に無理だった。今回、体験ダイブをやってみたいという。すごい!
トロピカルゾーンだったら魚たちもカラフルだし、ミケの初めてのScuba Divingにはもってこいだと思った。ミケには初めてのダイブ。他の体験ダイビングではもっと深いところまで行くけれど、耳の空気圧が旨く抜けなくて、水深2.5mが最深記録。でも、1m長ぐらいのダツを見たり、カラフルな魚に囲まれたりして、驚きと嬉しさとで一杯だったみたい。
Diving スポットは、サムイ島からスピードボートで1.5時間はなれたタオ島。1本目はビーチエントリだったものの、2本目はボートエントリ。水の透明度も島の景観もすばらしくて、島を訪れたということだけでも大満足。私は、ミケが終了後にタンクに残ってた酸素で、15分ほど深いところを潜ってきました。ペアのツノダシが岩陰に隠れていて、可愛かった。ミケにも見せたかった・・・!やっぱりScuba Divingは大好き。ミケも、東京でスクールに通ってライセンスを取りたいといい始めた。次は近場で、石垣島で潜ってみようかな。
□ Sea Canoe
トンサンベイホテルが湾にあり、ホテルのSea Plesure Equipmentにカヤックがあったので、最初は怖がる+嫌がるミケを説得してちょっと沖までカヤッキング。これも、最後にミケが「うん、やってみる」というようになったこと自体が本当にうれしい驚き!さらに、沖に出てみたらその気持ちのいいこと・・・!沖から見るトンサンベイホテルはまた一味違い、穏やかな海風、周りは海の音だけ・・・。翌日もまたカヤッキングするぐらい好きにになった。
□ タイフード
タイフード、甘さ+辛さ+酸っぱさが微妙なラインで混ざり、Adessoは大好きな料理。よく一人でタイ料理ランチしてたけど、付き合い始めのころミケに、タイレストラン行こう?というと、「タイ料理?んー・・・」。何度も説得して、連れて行くうちに食べなれた模様。決定打が、昨年9月にバンコクで食べたタイの王宮料理。本当に美味しかった・・・。トンサンベイホテルにも、タイ王宮料理レストランがあり、堪能してきました。ホテル内は、昼と夜でドレスコードが違い、夜はリゾート・ドレスアップでないとどのレストランに入れません。そんなドレスアップな雰囲気も楽しめました。
で、帰国後私がはまったのが、家で作るタイ料理!タイから、タイ料理用ディナーセットも購入したし、帰国日さっそくタイ料理レシピ本を購入。タイ菓子のカノム・トゥアイ、グリーンカレー、エビのサラダを作ったけれど、んー・・・、やっぱり料理の道は奥深い。一度や二度で(自分をも)唸らせるようなタイ料理はできるはずはない。練習あるのみ!しばらくMyタイブーム、続きそう・・・です。
□ イベント
トンサンベイホテルにあるタイマッサージのスパに3度も通いました。最後は、(また)ミケを説得して、サウナや花びらアロマ風呂付きアロマオイルマッサージ。体中のツボを適度な力で指圧してもらいながらの1時間は、本当に癒しのときでした!アロマオイルの香にはまった私たち。帰国後早速、アロマポットとアロマオイルを購入。アパートで、タイ気分を持続中です(笑)。
あと、エレファント・トレッキング。楽しかったのですが、象が止まったりすると、象使いが、鉄の棒みたいなツールで+ものすごい力で、象の額を「ボカッ☆」!!! イ、イタソ~~ッ象使いはカタコトの日本語で「ダイジョーブダイジョーブ」。いや、大丈夫って、象が言ってるわけじゃないよね・・・汗。象さんに、エレファント・トレッキングに来ちゃってごめんよ~って言ってしまったのでした。初めて触った象の皮膚はゴワゴワ。象は暑いので、体を冷やそうとあの長ーい鼻から鼻水をぶわ~っと体にかける。でも、その鼻水が背中の上にいる私達にも「ブゥワ~ッ!!!」逃げたいけど逃げれない!””””””ヾ(。><)シ 象の鼻水にまみれて二人で大笑いでした。
チャウエンビーチの散歩。サムイ島の一番の観光街が、チャウエンビーチ。お土産ショップやレストラン、長い白浜のビーチとホテル群。サムイ島滞在中、2度、散策に出かけました。トンサンベイホテルのプライベートビーチとは違い、地元の住民、野良犬たち、ヒッピーな旅行客が入り混じって、とても活気がある場所!犬がごろごろと寝そべって、本当にリゾートライフ?を楽しんでました。ミケちんはチャウエンビーチの犬達がお気に入り。何枚も写真+ビデオを撮ってました。
□ 最後にミケより一言
It was an unforgettable time, it was like to live in a dream: nature, silence, very nice places, amazing new experiences, but most important: I had a wonderful time with my wife. (^ε^)
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